最高のイベントを作り上げるには

12日 7月 2017年 | 3 分(読むのにかかる時間)

イベントがどれだけうまく進行しても、何かしら不満の声は挙がるものです。しかしジェイソン・ウェブスター/Jason Websterが運営するイベントは別格です。5年以上にわたりWPNプレミア・トーナメントを運営し続けている彼ですが、なんと否定的な意見をほとんど受け取ったことがないそうです――これは、イベント主催者なら誰もが不可能に近いと認める偉業と言えるでしょう。そこで私たちは、成功の秘訣を彼に尋ねました。本日は、彼の話をご紹介します。

イベントの成否は、参加者が良い体験をできたかどうかで決まります――彼らがイベントを楽しめれば、再来店に繋がるのです。

しかし「参加者が楽しんでいる」ということを定量的に判断するのは難しいでしょう。どれだけうまく運営していても、必ずしもプレイヤーたちがそれに気づくとは限りません。

ですがそれで良いのです。「プレイヤーたちが気づかない」ことを目指しましょう。プレイヤーたちは、良い体験をもたらしているものには気づきません。悪い体験の原因の方がよく気づくのです。だから賞賛の声が多い状態よりも、不満の声がない状態の方がプレイヤーたちは最高の体験を楽しんでいると言えるでしょう。

私たちの場合、「手間のかからない」イベントを目指すことで不満の声を抑えています。

鍵となるのは「事前の準備」

準備を入念に行うには労力がかかりますが、それは必ずお客さまの体験をより良いものにします。(技術的な不具合やスペース不足、スタッフの体制など)問題になり得ることをしっかりと把握し、実際に問題になる前に対処しておきましょう。

技術面での準備:プレイヤーたちに最高の体験をもたらすには、技術的な不具合なくスムーズにイベントを進行させることが必要です。技術的な不具合で進行が滞ってしまうと、プレイヤーたちの印象に残ってしまうのです。

プリンターの用紙やインクを補充しておきましょう。イベント運営用のパソコンと販売スペース用のパソコンを確認しておきましょう。ディスプレイの表示をテストしておきましょう。また可能なら、バックアップ・プランも用意しておきましょう。例えばイベント中にインターネット接続が切れた場合、私たちは支払いの管理にPayPal mobileを利用しています。

スペース面での準備:よく見落とされがちなのは、オーバーブッキングです。どうしてもイベントを重ねなくてはならないこともありますが、可能な限りお客さまの負担を減らせるようスケジュールを組みましょう。

私たちも最近、『アモンケット』のドラフト・ウィークエンドが他のゲームのプレリリースと被ってしまいました。店内の席がすべて埋まるのは嬉しいのですが、プレイヤーたちは決して快適とは言えない様子で、不満の声も挙がりました。

最高のイベントを準備するために必要な項目をまとめたチェックリストもあります。こちらからダウンロードして、確認してみてください。

スタッフ面での準備:お客さまに「手間のかからない」イベントを提供するために最も大切なのは、間違いなくスタッフの働きでしょう。ここで言う「スタッフ」は店舗の従業員だけでなく、ジャッジやオーナー自身も含みます。イベントの前に必ず、お客さまに良い体験をもたらすことが目標であることをスタッフ全員で共有しましょう。スタッフの仕事は、お客さまを温かく迎え、常に気を配り、イベント運営に集中することです。

イベント前の準備だけでなく「イベント後の反省」も

イベントの良し悪しや改善策をスタッフと話し合いましょう。完璧でなかった部分をリストにまとめ、次回のイベント開催に役立ててみてください。

どんなイベントにも改善の余地はあります。完璧なマジックのイベントを作り上げるのは、決して容易ではありません。しかしイベントをひとつずつこなし、今日ご紹介したことをひとつずつ身につけることで、きっとすべてがうまくいくはずです。

これだけはお忘れなく――最高のイベントとは、参加者たちを楽しませ、再来店に繋がるものです。お客さまは、あなたの努力に気づかないかもしれません。それでも彼らは、あなたが作り上げたイベントを高く評価しているのです。

By Jason Webster, owner of Dreamer's Vault