コミュニティを築くための最高のリソース

1日 4月 2015年 | 2 分(読むのにかかる時間)

ゲーム店の居心地の良さとは、すなわちプレイヤーたちが作るコミュニティの居心地の良さに他なりません――つまり、大きなコミュニティを築き上げるには、その中身も良くなくてはならないのです。

プレイヤーたちから集まった声のおかげで、私たちは苦心しながらも見事なコミュニティを築いたふたつの店舗を発見しました。

のちに分かったことですが、それらふたつの店舗はある意見が一致しています。「新規プレイヤーをお迎えするためには、今いるお客様にも力を貸してもらうことが最善」ということです。

「スティーブはただのお店の人じゃないよ。彼は最高の友達さ」—「アメイジング・ヒーローズ/Amazing Heroes」のお客様の声

スティーブ・ネメツキー/Steve Nemeckayは、プレイヤーたちが昔馴染みの友人と会い、新規のお客様を歓迎するような、誰でも立ち寄りやすい店舗づくりを目指しました。 その目標を達成するために、彼は「部族」と呼ばれるものを組織しました。それは友情を育みやすい習慣と特典のあるものでした

この「部族」のメンバーはイベント参加費の「ツケ」ができ、また閉店時間後のイベントにも参加することができます。 まず手始めに、スティーブはメンバーそれぞれにマジックのプレイスタイルに合わせたあだ名を付けました。 例えば、時間をかけて慎重に判断するマジック・プレイヤーは「氷河/The Glacier」と呼ばれました。

くだらないと思われるかもしれません。ですが、あだ名はお客様同士が仲良くなるきっかけになり、その後の得難い関係を築くのにも役立ちます――あだ名を使い、仲間意識を確かめるのは、特別なことなのです。 お互いにあだ名で呼び合う仲になれば、自然と敬意も生まれるでしょう。

もちろん、あだ名には十分に気を使うべきです。スティーブは、そのあだ名で嫌な思いをしていないかプレイヤーにしっかりと確認を取っています。

こうして始めてみると、プレイヤーたちはスティーブの作った「部族」をもっと成長させよう、と協力を惜しまないのでした。

「素晴らしい雰囲気といえば……やっぱり『ブライアン』が中心になったところが最高だね」—「ザ・アルカン/The Arcane」のお客様の声

「ザ・アルカン」のブライアン・ロジャース/Brian Rodgersは、プレイヤーたちが自発的に動き出すのが良いと考えています。

マジックで何よりも大事なのは、対戦相手がいることだからね」と、ブライアン。 その思いのもとで、彼は新規のプレイヤーと常連との間を取り持つ役目を果たしました。

例えば、カジュアルプレイからフライデー・ナイト・マジックに移ったばかりのプレイヤーには、「大会の心構え」に詳しい常連のロン/Ronを紹介しました。

こういったやり方のおかげで、プレイヤーたちはグループに馴染みやすくなりました――そして中でも、人見知りな新規のプレイヤーに効果抜群だったのです。

2014年の新年にこの店に姿を見せたプレイヤーが、ちょうどそういうケースでした。 ブライアンはそのプレイヤーをみんなに紹介し、彼はピザを食べながらマジックに興じ、その夜は大いに盛り上がりました。 ゲームが一段落して騒ぎが少し収まると、その新規プレイヤーが感動した様子でブライアンの側に近づいてきました。

「彼は、『ニューイヤーをひとりで迎えなかったのは初めてです』って教えてくれたんですよ」

そのプレイヤーは店から1時間離れたところに住んでいましたが、毎週来るようになりました。

まさに、ブライアンが彼の店を「遠くても行きたくなる」場所にした結果です。 ですが、その雰囲気は彼ひとりで作り上げたものではありません。 「コミュニティを築きたい」と協力を頼んだとき、ブライアンの店のプレイヤーも、スティーブの店のプレイヤーも、我先にと手をあげました。

貴店のプレイヤーたちもきっと、あなたのことを助けたいと思っているはずです。

彼らと手を合わせていきましょう!

By Matt Neubert