ゲーム・カフェを開くために必要なものとは?

31日 7月 2015年 | 3 分(読むのにかかる時間)

カナダのオンタリオ州にある「デビルズ・ベンチ/The Devil's Bench」のオーナー、アレックス・カーリー/Alex Kirleyとふたりの共同経営者は、初めての店舗経営で「ゲームを中心にしたコミュニティを作りたい」という情熱に満ちていました。

その情熱は、それまでゲーム店を切望されていた地域に、ゲームを楽しむすべての人に「聖地」と呼ばれるほどの場所を作り上げたほどでした。

とはいえ、情熱だけではゲーム店を成功させることはできません。他にも必要なことはたくさんあるのです。 アレックスは言います。「やっぱり大切なのは立地ですね!」

出店場所の選び方は?

アレックスと共同経営者たちは、近隣の町からゲーム店の足りない場所を探しました。

その際に意識したのは、改修や補修をそこまで必要としないシンプルな場所であることと、トイレが建物の中にあることでした。

それから交通量が多く人通りも多い場所を優先しました。 そして運よく、彼らは条件にぴったりの立地を見つけました。大通りの角に面した目立つ場所に、思わず目を引く素敵な建物があったのです。

しかし、本当の仕事はここからです。

「『からっぽの店』は、『Fallout3』の世界さながらに荒廃していました。ほこりっぽいクモの巣が張り巡らされ、床では虫が跳ねていて、電線が突き出ていて、まるでホラー映画の一幕でしたよ!」

必要となる店舗環境や認可、許可証は?

店舗を開く前にまず、アレックスたちはこの古い建物を調査し、最新の建築規則にしたがって改修し、その後再び調査を受ける必要がありました。

その建物の安全性を確かめるために、煙感知器の有無、建物の広さや間隔、電気災害の危険性、その他多くの項目をすべて調べるのです。

それから、安全面と衛生面の検査に合格し、飲食物提供の許可証を手に入れなければなりません。

アレックスは、衛生検査員から「貴店で販売予定のチョコレートバーは店内で消費されるものでしょうか」と尋ねられたことを振り返ります。 「はい、そうだと思います」 とアレックスは答えました。 すると検査員からこんな言葉が帰ってきました。「そうなると、貴店はレストランということになります」

そしてこういった調査を終えると、また別の問題が浮かび上がってきました。

カフェ部分にはどれくらいの広さが必要なのか?

「デビルズ・ベンチ」では、お客様ひとりにつき5ドルで好きなだけゲームを楽しむことができます。 それに合わせて、「およそ90%のスペースをカフェ部分にあてる」ことで、お客様に快適な環境を用意しています。

「お客様をイワシの缶詰みたいに店内に詰め込むのではなく、ゆったりと座っていただいた方が売上にも繋がるんです」

清潔で居心地がよく、見た目にもおしゃれな店舗を構えた「デビルズ・ベンチ」で開催されるイベントは、連日大盛況です! また軽食や飲み物の売上についても、彼らは安定した成績を残しているのです。

店舗を経営する皆さんにひと言どうぞ

「常に準備をしておいて、予想外の事態にきちんと対処すること。店舗経営が初めての人にとっては特に、柔軟性が大切です」

アレックスは、初めての店舗経営は不安でいっぱいであることを素直に認めています。 「あなたを支援してくれて、いざというときに頼りになる友人や家族との繋がりを大切にしましょう」

アレックスにとって幸運なことに、「デビルズ・ベンチ」を共同経営するふたりは親友であり、彼らもまたアレックスと同じくらい店舗経営に情熱を持った人物でした。

「友人と共同経営をしたことで、私も彼らもお互いに責任を持って、本気でビジネスに取り組むことができました。この『お互いに責任を持つ』というのが一番大事なことだと思います。友情と信頼こそが強い基盤となるのですから」

「最後に、空調とコーヒーメーカーはしっかりしたものを選ぶといいですよ。きっと毎日使いっぱなしになるでしょうから!」

By Jordan Comar

関連記事