貴店でも新規のお客様を増やしませんか?

7日 8月 2015年 | 3 分(読むのにかかる時間)

「今日の日記

今日もマジック:ザ・ギャザリングのカードを買った」

私がこの日記を書いたのは1994年のことです。 私のマジックの「オリジン・ストーリー」は、いくつかの軸を中心に広がっています――初めて買ったパックに入っていた《十字軍》、初めてイベントで優勝したときに使った「白ウィニー」デッキ、そして誤って車で轢いてしまった《氷の干渉器》

これらの中心的なできごとはすべて、ミネソタ州南部のゲーム店で起こりました。それらのできごとがあったからこそ、私はマジックと一生ものの繋がりを築いたのです。 これはつまり、WPN店舗側にとっては一生ものの顧客を手に入れたことになります。

20年後の今でも、その思いは変わりません

「ザ・ドラゴン/The Dragon」で行われた『基本セット2015』プレリリースで、参加者の男の子が《頂点捕食者、ガラク》を引き当てました。しかし男の子はそれを失くしてしまいました。もしかしたら盗まれたのかもしれません。

「本当に心が痛みました」と、オーナーのジェニファー・ヘインズ/Jennifer Hainesは当時を振り返ります。

そこで彼女は、代わりのガラクを男の子のために取っておくことに決めました。

「うちのイベントに参加してくれた子どもたちにとって、いい思い出になって欲しい。このガラクを売りに出すよりも、そっちの方が大切なんです」

代わりのガラクを用意するのは、皆さんが想像するより簡単です。 ジェニファーは大判サイズのガラクのカードを男の子のために用意しました――『基本セット2015』プレリリース・パックに1枚入っているものです。

こういった努力が、彼女にサンディエゴ・コミコン/San Diego ComiConの名誉あるアイズナー賞をもたらし、彼女は若いゲーマーや漫画読者を中心にした店舗の成功を成し遂げたのです。

そんなジェニファーに、店舗成功の秘訣を聞いてみました。 ここで彼女の話してくれた5つのヒントをご紹介します。

1.子どもが利用しやすい店内環境

ジェニファーはfloorplanner.comの手を借りて、店内の環境を見直しました。

以前より彼女は、子ども連れが店に寄りつかないことに気づいていました。彼女の店が大人向けのものだと思われていたのです。 そこで彼女は、おもちゃのコーナーを前に押し出すことでそのイメージを払拭しました。子ども用の読書テーブルも置き、全年齢対象のコーナーを強く宣伝しました。

2.家族みんなで楽しんでもらうための取り組み

ジェニファーが熱心に後援しているものは、誰もが楽しめるものばかりです。例えばスポーツのユース・チームやジョー・シャスター子ども向け漫画賞/Joe Shuster Comics for Kids Award、それからゲルフ市で行われるサンタクロース・パレード――パレードの後は、店舗でも「スーパーヒーロー・ダンスパーティ」を開催しています。

3.親御さんを安心させる

「親御さんを満足させられれば、子ども向け商品の売上も伸びるのです」

そのためにジェニファーは「不安の撤廃」を方針として掲げ、それを厳しく守りました。トレードが公平に行われているか監視し、店内の通路はベビーカーも通りやすいようにし、漫画を購入した子どもを家まで送り届けました。

そしてもうひとつ、彼女が重視していることがあります。それはすべてのお客様を歓迎することです。 夫が子どもと一緒にゲーム店で買う物を物色しているとき、夫は歓迎され、彼女はないがしろにされることがあり、彼女はそれが気になっていました。 「ザ・ドラゴン」を訪れる母親たちには、そんなことは起こりません。

4.子どもと接した経験のある人をスタッフとして雇う

愛想がいいか? 正直で信頼できる人か? 面接中にジェニファーが考慮するのはこれらの点です――彼女はこれらを商品の知識よりも重視します。 「商品については後から学べますが、親しみやすさは学んで得られるものではありませんから」

中でも特に歓迎するのは、ベビーシッターやサマーキャンプの経験がある人です。

5.辛抱強く待つこと

今では、子どもたちの多くがジェニファーの言うことをよく聞きます。しかしここまで来るのに、およそ1年かかりました。

「何かを変えたいと思っても、それはすぐに変わるものではありません。変化のときをじっと待ち、そのときに動けるよう備えておくべきなのです」

貴店でも低年齢層を取り込みたいとお考えなら、ぜひ今回ご紹介したジェニファーのやり方を試してみてください。子どもたちから目を離さないでくださいね!

By Matt Neubert

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