プレリリースの宣伝法

12日 9月 2016年 | 3 分(読むのにかかる時間)

プレリリースで一歩先ゆくプレイ体験を生み出し躍進した店舗といえば、「クリティカル・ヒット・ゲームズ/Critical Hit Games」です。一体彼らはどうやって、努力をイベント参加者増加へと繋げることができたのでしょうか?そこで私たちは、オーナーのウィットマン・ベッティガー/Whitman Bottiger にその秘訣を教えてもらいました。本日は、彼の話をご紹介します。

私たちは基本、イベントの宣伝にFacebookやオンライン・カレンダーを用い、それから店内に入ったすべてのお客さまに直接お伝えしています。これらは常連のお客さまには効果的なのですが、しかしプレリリースはさらに広く顧客を獲得するチャンスです。

マジック・プレイヤーの大半が、普段は家でマジックを楽しんでいます。そのため、彼らは店内に掲示されているフライデー・ナイト・マジックの宣伝を見ることはなく、Facebookやウェブサイトを常にチェックすることもありません。つまり普通の宣伝では、普段家でマジックを楽しむプレイヤーには届かないということになります。彼らの多くが、口コミでイベントのことを知ります。

ですが口コミが広がるのをただ期待するだけでは、不十分なのです。

「クリティカル・ヒット・ゲームズ」のプレリリースの宣伝法

マジックのイベントの多くは、いわゆる「大会」です。参加登録をし、何ラウンドか戦い、賞品を得る。それで終わりです。しかしプレリリースは新しいセットを記念したお祭りであり、それこそが宣伝の軸になるのです。

たくさんの反響を起こすため、私たちはプレスリリースの宣伝に特に力を入れて目立たせています。お客さまが店を出るときに「これまでで最高のプレリリースだった」と言ってくれれば、そのお客さまだけでなく今度は友だちも連れて再来店してくれるチャンスが広がるのです。

例えば、開催されるセットに合わせて店内をカラデシュやイニストラード、ゼンディカーの世界に変えます。大切なのは、イベントの数日前には装飾を済ませることです。それをオンライン上で公開し、盛り上げましょう。写真を添えて投稿するだけでも、閲覧数が大きく伸びますよ。

『戦乱のゼンディカー』プレリリースでは、WPNのサイトからダウンロードしたペーパークラフトの面晶体を使って輪投げコーナーを設置しました。

それから、口コミが広がるような楽しい企画も作りましょう。口コミの効果を高めるには、常連のプレイヤーも巻き込むのがおすすめです。

『ゲートウォッチの誓い』では、プレイヤーたちに自身を撮った写真とサインをもらい、「誓いを立てろ!」という文章とともにFacebookへ投稿しました。そして集まった「誓い」の中から、最も面白いものにFat Packをプレゼントしました。

『異界月』では、プレイヤーたちに自身をモデルにしたゾンビ・トークンを作ってもらいました。もちろん必ず参加しなければならないわけではありませんが、多くの方がソーシャルメディアに投稿してくれました。こういった企画が口コミを呼び、普段店に来ないお客さまにも届いたのです。

[編注:「トークンを作成する」というウィットマンの宣伝アイデアは、マジックのカードを模倣したものではなく、また許可なくアートを使用したものではありません。トークン・カードにステッカーを貼ったものです。貴店の宣伝アイデアが実行して良いものか確認したい場合は、WPN担当までご連絡ください。]

以上の宣伝努力によって、私たちのイベント参加者は増えました。しかし一番効果的なのは、イベントそのものを思い出に残る素晴らしいものにすることであり、これは様々なイベントに言えることです。初めてプレリリースをただの大会以上のイベントにしたのにすぐに参加者が増えなかったからといって、落ち込まないでください。

「プレリリースを楽しむなら店舗が一番」ということが地方のコミュニティに伝わるまでは、時間がかかるものです。一度口コミが広がれば、きっと新規プレイヤーが続々と来てくれますよ。努力する価値は絶対にあります。

本日の店舗:Critical Hit Games

  • 所在地:メリーランド州、アビンドン(人口30,000人)
  • WPNレベル: アドバンスプラス
  • 営業年数:5年
  • 店舗の広さ:185平方メートル
  • ウェブサイト: http://crit-hit.com//

By Whitman Bottiger, owner of Critical Hit Games