Michael Bahr: 3つの誤った通説

25日 4月 2018年 | 3 分(読むのにかかる時間)

By Michael Bahr, Managing Partner of Desert Sky Games

誰もが知る「通説」。あなたも耳にしたことがありませんか?ゲーム店やコミック店を経営している方なら1度は聞いたことがあるでしょう。なぜなら誰もがあなたに教えようとするからです。

しかしあなたが聞いた話には間違いも多くあります。

そういった誤った通説の根底には、コスト面の見積もりの甘さがあります。本当のコストや高いコストを嫌った先にある結果が見えていないか、あるいは希望的観測でコストはどうにかなると見積もっている場合もあります。

きちんと知識をつけ、そういった通説に流されないよう気をつけてください。

まずは以下の3つを考えてみましょう。

誤った通説1:POSシステムはお金の無駄

POSシステムは必須です。

私が話を聞いたPOSシステムを使っていない店舗の多くは、その導入コストを理由に挙げています。あるいは、システムを導入するほど店の規模が大きくないと言います――自分で管理できると。

私はどちらも疑問に感じています。たとえその言い分が正しく今後もビジネスの手を広げないとしても、経理をひとりだけ雇うとしても、処理データを追跡できる記録を作るためにPOSシステムは必須です

ゲーム店のオーナーは、会計士や事務弁護士でないにも関わらず多くのことをしなければいけません。私は法律の学士を持っていますが、それでも会計士や弁護士とともに仕事をしています。地域の税金や会計上の要件をきちんと管理するために、彼らとPOSシステムの記録を結びつけて取り組む必要があるのです。

POSシステムの有用性は、決してそれだけではありません。クレジットカードによる取引も処理し、店で使えるポイントや在庫も管理するこの業界では、POSシステムなしにビジネスを行うのがますます困難になっているのです。

誤った通説2:ポイント・プログラムはうまくいかなければ止めればいい

ポイント・プログラムは、競合店よりもお客さまの気を引くために行う古くからあるアイデアです。このプログラムを活かしているマス・マーケットは、私たちのような小売店では集められない膨大な量のデータを用いています。

また私たちの顧客はデジタル的なものを受け入れた若い層が多く、洗練された昔ながらの宣伝テクニックに懐疑的です。彼らはゲーマーであり、得をする手段を用意すると徹底的に利用します。

一度始めれば、容易には止められません。割引券をひと束発行しようものなら、宇宙が燃え尽きるまで使い回されるでしょう。

もしポイント・プログラムを始めるなら、報酬を軽めに設定し、制限をかけましょう。またプログラムが最終的に店舗の利益になるよう、きちんと見積もりを立ててください。利益を手放し労力をかけてもなお、最終的に報われると判断できる場合だけ行いましょう。

注:ポイント・プログラムには、さまざまな法律上の懸念があります。導入の際は弁護士に相談の上、法律や条例を遵守し、その他の諸条件をきちんと満たして行ってください。

誤った通説3:値引きによる損失は軽食や飲み物の売り上げで補填できる

値引きのコストを実際に確認したことはありますか?

水を1本売っても、利益は1ドルにもなりません。スナックバーを卸売店で購入しても60セントはかかり、それらを調達し、輸送し、管理し、商品として販売するまでがあなたの仕事です。それなら普通に商品を売ったほうがずっと良いでしょう!

この通説の最大の罠は、軽食や飲み物の売り上げが他の商品の値引きをカバーしてくれると店舗が考えるようになってしまうことです。カバーしてかろうじて保っているだけでは、他の商品に手が回らないのです。

値引き自体は悪いことではありません。しかしそれを他の売り上げで補填するという考え方は止めましょう。値引きを求めるプレイヤーが増えるだけです。値引きはあまり過剰な宣伝をせず、投資の対象にならないように気をつけましょう。こうすることで、損失を誤差の範囲内に収めることができます。

ロバート・ハインライン/Robert Heinleinの名言に「無料の昼食なんてものはない」というものがあります。見えるか見えないかの違いはあれど、あらゆることにコストがかかります。それは必ず誰かが負うことになるのです。運営のためのコストをすべて管理できないと、そのツケはあなたに回ってきます。

スナックバーを大量に売ることを強いられるようになってしまうのです。

(マイケル・バール/Michael Bahrは、アリゾナ州チャンドラーに店舗を構える「デザート・スカイ・ゲームズ」の執行役員です。  アリゾナ州立大学で法律の学位を取得した彼は、行政の健康管理職として7年勤めたのちに現在の職に就き、またレベル3ジャッジとしても4年間にわたり精力的に活動していました。)

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