（動画と情報リソース） ベータ版SpellTableを用意しよう

おはようマジック！ウィザーズのガヴィン・ヴァーヘイだ。今日は自宅でマジックを楽しむのに欠かせない「SpellTable」について話そう。

SpellTableは世界中の友人たちとテーブルトップのマジックを楽しめるウェブサイトだ。本当に使いやすいから、みんなにもこのツールをご紹介したい。実際にゲームの様子も見せるぞ。

早速始めよう。

MTGアリーナやMagic Onlineも大好きだけれど、やっぱりテーブルトップのマジックをプレイしたい。SpellTableを使えば、自宅で安全に世界中の友人とリモートで対戦できるんだ。

このツールには対戦に必要な機能がすべて揃っている。まずはウェブサイト上で機能する動画/ボイスチャット。何かをダウンロードする必要もなく、その場でプレイできるんだ。

それからライフ・トラッカーや統率者の情報、カードの確認機能など、ゲームプレイに関する機能も充実している。

そして「世界中の」の部分はいくら強調してもし足りない。SpellTableを使えば、本当にどこからでも友人と対戦できるんだ。

私には国境を越えて世界中に友人がいるが、今や彼らともいつでもマジックを楽しめるようになった。SpellTableのおかげで、インターネット上で会っている友人たちとすぐにゲームを始められるんだ。

必要なのは、デッキとインターネット接続の他に２つだけだ。１つはウェブカメラ。なんならノートPCに備え付けのカメラでもいい。

もう１つは対戦相手と話すためのマイクだ。

携帯電話でもまったく問題ないぞ。SpellTableと携帯電話をリンクさせてカメラとして使うこともできる。そうすればPCの画面で戦場を見渡せるだろう。

それでは、ゲームの始め方と各種機能を紹介して、実際にプレイしてみよう。

SpellTableのサイトへようこそ。「リモート・マジックを簡単に」！

画面をスクロールすると素敵な写真や面白そうなコンテンツが見えるけれど、向かうべきはこの[Get Started]ボタンだ。

ここをクリックすると、ウィザーズ・アカウントでのログインを求められる。

MTGアリーナのアカウントをお持ちの方は、それをそのまま使えるぞ。みんな持ってると思うけれど、もしアカウントがない方がいたら[Sign Up Here]をクリックしてくれ。必要な情報を入力すればすぐに登録できるぞ。

私はアカウントを持っているから、ログインに戻ろう。

ログインに成功すると、こんな画面になる。シンプルでわかりやすいね。[Configure Inputs]では、カメラやマイクの設定や、さっき言ったように携帯電話をウェブカメラとして使う設定ができる。

だが一番大事なのはゲームを作成することだ。この[Find a Game]ボタンを押すと、対戦相手を探すのにうってつけな「Play EDH Discord」へアクセスできる。数分あれば世界中の人と統率者戦を楽しめるだろうから、ぜひ覗いてみてくれ。

さて大抵の場合は、こちらの[Create Game]を使うだろう。

実はこの後プレイするゲームはもう設定済みなんだけど、みんなにゲームの作成方法を見せよう。まずは[Create Game]をクリック。次はゲームに名前を付けよう。ここでは「You Got This（君ならできる！）」にしよう。ぴったりでしょ。

下の欄は任意で必要な情報を入力できる。そして[Create]を押したら、こうなる。

ここにウェブカメラからの映像が映し出される。映像が気に入らなかったら、設定からカメラやマイクを変更できるぞ。

とにかくここを見れば盤面の状況がわかる。次は[Join now]をクリック。ゲームを読み込む時間が少しあって……どうだ！ゲームに入れたぞ。この４つの画面それぞれに１人ずつ表示されるんだ。

ここで機能を一通り見てみよう。

まずはこのライフ・トラッカー。初期設定では40点になっているが、もちろん自由に増減できる。初期ライフ20点の一対一のマジックを楽しみたい方も大歓迎だ。

私が特に気に入っているのは、統率者を表示できる機能だ。今日は、この前紹介した《ドゥームスカージ、カルダール》の統率者デッキでいこう。ここをクリックして設定すると、プロフィール上に表示される。そして統率者名にマウスカーソルを合わせると、その統率者のカード画像が出る。最高だね。

さっきの画面に戻ったけれど、特定のダメージを記録する方法に気づいただろうか。統率者ダメージの記録に最適だ。《ドゥームスカージ、カルダール》が奪われて私にダメージを与えても、感染ダメージを受けても、こうしてすべて記録できる。そしてこの情報は、他のプレイヤーも確認できるんだ。

さらに「統治者」のような細かい要素にも対応している。ここから統治者の設定をすれば、こっちにかわいい王冠が表示され、君が統治者であることを示せる。

映像が上下逆さまでも大丈夫！上下をひっくり返すこともできるんだ。ゲームに敗北したら[Eliminated]にチェックを入れれば、打ち消し線が引かれる。わかりやすいね。

次は最もクールな機能をご紹介しよう。カードの確認機能だ。目の前のテーブルにカードを置いて、画面上でクリックすると、そのカードの画像がここに表示される。ゲーム中に盤面に出ているカードをすべて確認できるんだ。

他にも出してみようかな。《邪神の寺院》だ。クリックすると、ほら！この通りだ。

ちなみに、前に見たカードはこの[History]に移動する。それから、例えば誰かが出したカードが見えにくかったり照明の関係で認識できなかったりしても、この[Search]で検索できる。

だからお気に入りの古いカード、例えば《曇り鏡のメロク》を検索したくなっても、こうやって表示させられる。ゲームの進行に合わせてカードを表示しておけるんだ。

プレイヤーの招待もゲームのURLを送るだけでできる。それじゃあ、予告通り実際にプレイしてみよう。友人たちを招待するぞ。ここまでご紹介した機能が実際に動くところを見てくれ。

この動画では、ゲーム部分を編集してハイライトでお送りする。全部観たい方は、私のYouTubeチャンネルにあるので、そちらもご覧あれ。

ベータ版SpellTableでゲームを楽しむために必要なもの

• ウェブカメラ（またはカメラ付き携帯）


• ウィザーズ・アカウント（アカウントをお持ちでない方は、ウェブブラウザで登録ページへアクセスしてください）

ベータ版SpellTableを使った遊び方

• ウィザーズ・アカウントでベータ版SpellTableにログインします


• 店舗の方でベータ版SpellTable内のゲーム卓へのリンクをお送りする場合もあるので、その場合はリンクをクリックしてください！


• ウェブカメラやカメラ付き携帯を戦場が映るように調整します


• あとはプレイを始めるだけです！

携帯電話をウェブカメラとして使う方法

1. パソコンでベータ版SpellTableにログインします。ロビー画面で「Configure Inputs」をクリックします。すでにゲーム卓に入っている場合は、画面左のステータスバーにある歯車のアイコンをクリックし、「Configure Inputs」をクリックします。


2. 設定画面に入ったら「Use mobile device as webcam」にチェックを入れます。


3. パソコンでゲーム卓に入ったら、携帯電話の方でも同じゲーム卓のURLにアクセスします。


4. 携帯電話の方でも同じアカウントでログインします。

以上です！携帯電話でゲーム卓のページ読み込みが完了したら、動画の配信が始まります。

携帯電話には複数のカメラが備わっている場合もあるので、適切なものを選ぶ必要があります。「Configure Inputs」の画面でビデオ入力のドロップダウンメニューをご利用ください。