特別支援教育を受ける子どもを歓迎する理由

5日 10月 2016年 | 3 分(読むのにかかる時間)

スペインの「グラオグラマン/Graograman」がWPNに加盟して6ヵ月。彼らは、学習障がいを持つ子どもや特別支援教育を受ける子どもたちに手を差し伸べ続けてきました。今回は、共同経営者のミゲル・アンヘル・ムニョス/Miguel Angel Muñozが、その心に秘めた情熱と使命、そして店舗が受けた驚くべき影響を話してくれます。

それは、私たちがマジックのイベント運営を始めてから何週間か経ったころでした。お客さまの中に娘を持つ母親がいるのですが、彼女がある日「9歳になる娘のクララが軽い学習障がいを持っている」と雑談の中で話しました。

実は私自身も、かつてADHD(注意欠陥・多動性障がい)を抱えていました。そして思い出したのです。毎週水曜日にマジックで遊んでいる数時間は、症状が出ず自分をコントロールできていたことを。

そこで私は、クララにマジックを勧めました。そのアイデアは、クララと母親のカウンセラーも大いに支持してくれました。そして3ヵ月後、定期的にマジックをプレイしたクララに大きな効果が表れたのです。

クララの読解力は劇的に改善しました。さらに彼女は毎回イベントに参加するだけでなく、新規プレイヤーへのティーチングも楽しむようになったのです。

マジックの驚くべき影響

クララのようなプレイヤーと出会ったことで、私は確信しました。ゲームで遊ぶことは、年齢に関わらず教育的にも社会的にも、振る舞い的にも良い影響をもたらすのだと。

中でもマジックは最高です。遊ぶための準備に時間もかかりませんし、大きなスペースも多くの道具も必要ありません。

ルールを理解し遊ぶために必要なのは集中力です。それから、ルールを厳守する規律も必要です。このゲームやイベントがもたらす交流やプレイ体験は、特別支援教育を受ける子どもたちにとって大切なことばかりなのです。

マジックの魅力を広める

6ヵ月前にウィザーズ・プレイ・ネットワークへ加盟して以来、私たちは地元の学校でマジックを教えてきました。特別支援教育を受ける子どもたちにも、マジックのカードを使った様々なセラピーを行いました。

店舗の方でも、アスペルガー症候群や学習障がいを持った子どもや他人との交流が苦手な子どもなど、様々なプレイヤーにマジックを広めていきました。

すると子どもたちの両親は、口コミを通して私たちの店やマジックを宣伝してくれました。さらに宣伝だけでなく、彼ら自身も遊び方を学んでお子様と一緒にイベントへ参加するようになりました。

私たちが受け取った最高のもの

こうして私たちはビジネス的な成功を得ることもできましたが、それとは別にコミュニティ全体が最高のものを受け取りました。

クララの成長を見た私たちがそれをどれほど誇りに思ったかは、とても言葉にできません。しかしそれをも上回るのは、クララのコミュニティへの愛情と感謝に他ならないのです。

本日の店舗: Graograman

  • 所在地: スペイン、オスーナ(人口18,000人)
  • WPNレベル: アドバンス・レベル
  • 営業年数: 6ヵ月
  • 店舗の広さ: 148平方メートル

By Miguel Angel Muñoz (Graograman´s Co-Owner)