
2024/03/25 — 注目, ウィザーズイベントリンク
ウィザーズイベントリンクの更新:手動ペアリング機能実装!
ウィザーズイベントリンクに、多くの要望をいただいていた機能が実装されます。基本的な使い方をご確認ください。
Written by Ryan Hrbacek
手動ペアリングは、イベント中の誤りを修正できるウィザーズイベントリンクの機能です。この機能では、イベント担当が以前のラウンドの結果を編集したり進行中のラウンドの対戦組み合わせを手動で変更したりできます。
手動ペアリングは、「ルール適用度:カジュアル」のイベント(マジックイベント規定が適用されないイベント)では、イベント担当の裁量で自由にご利用いただけます。例えば若いプレイヤー同士で対戦させたり、友人同士で当たらないようにしたりするのにご利用ください。
「ルール適用度:一般および競技、プロ」のイベントでは、イベント中にイベント担当によって行われた誤りを修正するためにのみご利用ください。例えば過去のラウンドの結果の修正や、ペアリングの間違いを修正するのにご利用ください。
開催中のイベントに進行中のラウンドがある場合、ラウンド画面の右上に新たに「ペアリングの編集」ボタンが表示されます。このボタンを選択すると、現在のラウンドの対戦組み合わせを編集できます。
![A screenshot of a test EventLink store showing a Round, with the [Edit] Pairings button visible in the top right corner under the timer](https://media.wizards.com/2024/wpn/w13/image-20240216-221256.png)
編集画面ではペアリング済みのプレイヤーと未ペアリングのプレイヤー(不戦勝のプレイヤー)を確認できます。現在の組み合わせを解除することができ、解除されたプレイヤーは未ペアリングの状態になります。
次へ進むためには、プレイヤーに以下の3つの状態をドロップダウンメニューから選んで与えなければなりません。
- 不戦勝
- マッチの敗北
- 他のプレイヤーとのペア
これを選択した場合、他のプレイヤーとペアにしなければ先に進めません。
すべてのプレイヤーが適切な状態になり、すべてのペアにテーブルが割り振られたら、その組み合わせを保存できます。

第1回戦終了後、続くラウンドには「ペアリングを編集」ボタンの隣に「ラウンドXの結果を編集」ボタンが表示されるようになります。「X」には前のラウンドが入ります。そのボタンを選択すると、前のラウンドのペアリング画面が表示され、そのラウンドの結果を編集できます。
- なお以前のラウンドの「対戦組み合わせ」のタブへ戻って結果を編集することもできます。
- ラウンド画面では、画面左上のイベント名とラウンド数の表示の下に、そこでできることが表示されます。
- 「続けてラウンドXの対戦組み合わせを編集する」(Xは進行中のラウンド)。
- 編集した結果が保存され、進行中のラウンドの「ペアリングの編集」画面へ遷移します。
- 「ラウンドXの対戦組み合わせを編集せず次へ」(Xは進行中のラウンド)。
- 編集した結果が保存され、進行中のラウンドの「対戦組み合わせ」タブに戻ります。
- その後も「ペアリングの編集」ボタンから進行中のラウンドの対戦組み合わせを編集できます。
- 「キャンセル」
- 結果の変更をキャンセルし、以前のラウンドの「対戦組み合わせ」タブに残ります。

なおこの機能は、現時点ではドラフト卓の手動編集には対応していませんのでご注意ください。ラウンドが始まった後に結果や対戦組み合わせを編集できるだけです。
この新機能がイベント担当の皆さまとプレイヤーたちにより良いイベント体験をもたらすことになれば幸いです!



