2023/10/16 — ニュース, 注目
『カルロフ邸殺人事件』より、私たちは製品ラインアップを大きく変更します。ドラフト・ブースターとセット・ブースターの良いところを合わせ、新たに「プレイ・ブースター」とします。
2023/10/16 — ニュース, 注目
『カルロフ邸殺人事件』より、私たちは製品ラインアップを大きく変更します。ドラフト・ブースターとセット・ブースターの良いところを合わせ、新たに「プレイ・ブースター」とします。
プレイヤー・コミュニティと店舗コミュニティの皆さまからいただいたフィードバックを受けて、私たちはマジックの製品ラインアップに大きな変更を加えることにしました。ドラフト・ブースターとセット・ブースターが1つに合わさり、「プレイ・ブースター」として新たに生まれ変わるのです。
プレイ・ブースターには、ドラフト/セット・ブースターと比較して多くの利点があります。以下に、詳しくお話しします。
プレイ・ブースターは――
早速詳しく見ていきましょう。
プレイ・ブースターは、2つの世界の良いところが1つに合わさった製品です。セット・ブースターの「楽しいパック開封体験」を、マジックに欠かせないドラフト体験に織り込んだものです。プレイ・ブースターには、プレイヤーの皆さんが愛するセット・ブースターの要素を詰め込みました。さらに貴店が宣伝するマジックの製品が1種類減ることで、新規プレイヤーの混乱を和らげることもできるでしょう。
『カルロフ邸殺人事件』より、すべての製品ラインアップにてドラフト・ブースターとセット・ブースターに代わってプレイ・ブースターが入ることになります。プレイ・ブースターの仕入れを計画する際は、まずはドラフト・ブースターとセット・ブースターの数を合わせて、貴店のコミュニティに必要な数量を把握することをおすすめします。また、プレイ・ブースターはこれまでドラフト・ブースターとセット・ブースターが配布されていたイベントの賞品にもなりますので、お忘れなく。
マジックの製品ラインアップに大きな変化が訪れることを受けて、皆さまにはコミュニティからの質問に対応できるよう備えていただきたいと思います。今後数週間にわたりプレイ・ブースターについて詳しくお伝えしていくつもりですので、ぜひご確認ください。
プレイ・ブースターは、セット・ブースターが持つ「開封の楽しさ」を残しながらドラフト・ブースターのプレイ体験に織り込んだ製品です。各パック最大で4枚のレアが出現し、各枠からブースター・ファンが出現する可能性があり、そして「ザ・リスト」もエキサイティングな更新を遂げるため、プレイ・ブースターを開封する楽しさはセット・ブースターに負けません。
プレイ・ブースターには、マジックのカード14枚とプレイ用でないカード1枚が封入されています。プレイ・ブースターから出現するカードには、以下のように8つの枠が設定されています。
将来的にはセットごとにクールなものや新しいものが登場する場合もあるため、上記の枠に多少の変更はあるかもしれません。また、上記には詳しい出現率が含まれていません。詳しくはマーク・ローズウォーター/Mark Rosewaterによるプレイ・ブースターの発表記事をご覧ください。
プレイ・ブースターは、今後印刷される言語すべてに対応予定です。対応言語についての詳細は、各セットのWPNの製品ページをご確認ください。
リミテッド・フォーマット、特にドラフトは、マジックの大きな部分を占める大事な要素です。店舗の活動に欠かせず、コミュニティを築く大きな原動力にもなっています。プレリリースは最新セットを初めて体験する場となっており、また私たちのデータによると、マジックを長くプレイしている方ほどプレイ体験においてリミテッドの占める割合が多くなっています。
マジックの大きな強みの1つは、楽しむ方法が多岐にわたることです。リミテッドが合わないというプレイヤーもいるかもしれませんが、リミテッドをプレイする数多くのプレイヤーにとってはリミテッドが基本的な楽しみ方であり、プレイ・ブースターがドラフトに合うのか確かめたいところでしょう。
なお、過去のセットのドラフト/セット・ブースターをご利用の問屋で取り扱っているなら、そちらも引き続き購入していただけます。また、現在のスタンダード・ローテーションに影響はありません。プレイ・ブースターは、『カルロフ邸殺人事件』から導入されるのです。
貴店のコミュニティにも、セット/ドラフト・ブースターの存在に混乱している方がいるでしょう。間違って買いたい方でないものを買ってしまったということも起きているかもしれません。片方のブースターに人気が集中する場合もあり、それぞれのブースターをどれくらい用意すればいいのか頭を悩ませたこともあるでしょう。
プレイ・ブースターは、プレイヤーにそのセットをプレイするための明確な道を示し、新規プレイヤーの混乱を和らげてくれるはずです。プレイしたいと望めば、プレイできるのです。コレクションの方に興味があるなら、素晴らしい特別仕様のカードが詰まったコレクター・ブースターは引き続き販売されますので、そのセットで最高にクールなカードを手に入れる近道としておすすめです。
また店舗の皆さまとしても、商品を配置するスペースを減らせて、各ブースターの内容などプレイヤーたちに伝える情報量も減らせます。
これまで、「ザ・リスト」は昔のカードの再録がほとんどでした。プレイ・ブースターでは、「ザ・リスト」の収録カードに少し手が加えられます。例えば最初のプレイ・ブースターの「ザ・リスト」には、私たちが「スペシャル・ゲスト」カードと呼ぶ、そのセットとテーマ的に結びついた再録カードに新たなアートを用意するカードが収録される予定です。
「スペシャル・ゲスト」の扱いは、セットごとに異なります。どのようなものになるのかは、『イクサラン:失われし洞窟』にてお披露目することになります。
「スペシャル・ゲスト」に加えて、新規アートが用意されない再録カードが40枚収録されます。そのうち30枚がコモンやアンコモン、10枚がレアや神話レアです。これまでの「ザ・リスト」の300枚からは、数を減らすことになるでしょう。さらに、「ザ・リスト」のカードが出現する可能性がある日本語版製品からは、「ザ・リスト」の日本語版カードが出現するようになります。
最初のプレイ・ブースターの「ザ・リスト」の枠から出現するカードの内訳は、以下の通りです:
プレイ・ブースターについては、今後数週間にわたりまだまだお伝えすることがたくさんあります。『カルロフ邸殺人事件』.で登場する最初のプレイ・ブースターに、皆さんがしっかり備えられるよう全力を尽くします。貴店のコミュニティにもマーク・ローズウォーターによる発表記事を共有し、今後もWPNのサイトにご注目ください。プレイ・ブースターの詳細をお見逃しなく。