2017/05/10 — イベント
シンプルな作戦が、開始時間を守る助けになります。本日ご紹介する方法なら手間もかかりません。
2017/05/10 — イベント
シンプルな作戦が、開始時間を守る助けになります。本日ご紹介する方法なら手間もかかりません。
イベントが時間通りに始まるかどうかは、プレイヤーたちが店舗を評価する上で最も優先される要素です。
しかしイベントを運営する皆さまなら、それがなかなか簡単にいかないことだとおわかりでしょう。例えば参加予定のプレイヤーから遅刻しそうだと連絡があったら、その人を待つべきでしょうか?対戦組み合わせを作成したあとに参加希望者が現れたら、その人を第1回戦から参加させるべきでしょうか?これらのことについて、時間通りに来ているプレイヤーたちの意見を聞くべきでしょうか? それとも主催者の側でしっかりとした方針を持っておくべきでしょうか?
こういった問題を避けるには、開始時間の定義をしっかりと決め、それを一貫して守ることが大切です。
「アニメ・キャット/Anime Kat」のアンドリュー・シュワブ/Andrew Schwabが、同じ疑問を持っていました。
「開始時間」はどのように決めていますか?例えば「午後2時開始」の場合、それは対戦組み合わせの発表時間ですか? それともタイマーをスタートさせる時間なのでしょうか?「時間通りに始める」とはどういう意味なのでしょう?
例えば、以下のイベントについて考えてみましょう。
フライデー・ナイト・マジック
スタンダード
18:30開始
「18:30開始」は受付開始の時間でしょうか? 対戦組み合わせ発表の時間でしょうか?パックが配られる時間でしょうか? プレイヤーたちが席についている時間でしょうか?プレイヤーはいつ会場にいればいいのでしょうか?主催者は、プレイヤーの登録時間を確保するためにどこで受付を終了すればいいのでしょうか?
私たちは受付時間と開始時間を分けて明確にしています。「開始時間」は、シールドデッキのイベントならパックを配る時間、構築のイベントなら対戦組み合わせを発表する時間です――「CCGハウス/CCGHouse」、アンナ・オキーフ/Anna O’Keefe
受付開始時間と第1回戦の開始時間(ドラフトの開始時間)を分けてしっかり伝えることで、曖昧さをなくすことができます。こういうちょっとした工夫ひとつで、劇的に変わるのです。
アンナのやり方を、先ほどの例に当てはめてみましょう。
フライデー・ナイト・マジック
スタンダード
受付時間:17:15~18:15 第1回戦対戦組み合わせ発表:18:30
これなら時間通りに始められるでしょう。プレイヤーは会場へ行くべき時間もイベントが始まる時間もしっかり把握でき、主催者も受付の終了時間を明確にできるのです。それでも遅れて来たプレイヤーは第1回戦を不戦敗にし、2回戦目から参加させましょう。
この方法を用いて、イベントを時間通りに始めましょう!