2017/01/26 — リーグ
他店舗の実例からアイデアを得て、最高のリーグを開催しましょう。
2017/01/26 — リーグ
他店舗の実例からアイデアを得て、最高のリーグを開催しましょう。
マジック・リーグをどのように運営すればいいかお困りですか?
本日は他店舗の実例からいくつかのアイデアをご紹介します。
リーグ戦のポイント設定は難しいものです。ルールが複雑過ぎるとプレイヤーたちはプレッシャーを感じ、参加へのハードルが上がってしまいます。しかし逆にルールが簡単過ぎて解釈の余地が残ると、それを悪用されたり混乱を招いたり、フラストレーションが溜まる原因になります。
私たちはオリジナルのポイント設定を作りました。試合をするごとに1点、勝てばもう1点、また別のプレイヤーと対戦するごとに1点、という風にしています――「ゲーム・ナイト・ゲームズ/Game Night Games」オーナー、マイケル・グリック/Michael Glick
マイケルは「試合でのポイント獲得は1週間に3試合まで」という制限をかけています。しかしその週の上限に達したプレイヤーでも、まだ対戦したことがないプレイヤーと試合をすればポイントを稼げるようにルールを定めています。
このルールによって、参加者たちは新しいプレイヤーとの交流を始めたり普段店で遊ばないプレイヤーを連れてきたりするようになり、コミュニティの成長を助けたのです。
リーグ戦用のデッキはどうすべきでしょうか?以下のアイデアを試してみてください。
1.すべてのデッキを店舗で保管する――リーグ戦のイベント時のみプレイできる
リーグ戦のイベントが終わったらデッキを回収して、参加者たちのために用意したデッキボックスで保管します。それぞれのデッキの場所も決めておきますよ――「サイドトラック・ホビー&ゲームズ/Sidetrack Hobby & Games」オーナー、ニコル・シェックルマン/Nicole Schecklman
2. 参加者たちにデッキ・チェックリストを書いてもらい、それを店舗で保管する――それぞれのデッキを把握しながらも、参加者たちはいつでも自由にプレイできる
参加者たちに開封した内容を写真に収めてもらって、「#Kaladesh League」のタグを付けてFacebookに投稿してもらっています――「レッド・ラビット/Red Rabbit」オーナー、アクセル・マルティネス/Axel Martinez
3. プレイヤーたちに自分で管理してもらう――リーグ戦のイベント以外にもプレイする機会が生まれるこのアイデアを成功させるために大切なのは、リーグ戦はカジュアルなイベントであるという意識を徹底させることです。
リーグ戦の賞品もあなたの裁量で決められます。私たちが推奨するのは、10勝以上のプレイヤーに(熱心に参加してくれたことを称えて)賞品を渡すことです。また「終盤の追い上げ賞」や「新規プレイヤー獲得賞」などの賞を設けるのもよいでしょう。
「オー・マイ・ゲーム/Oh My Game」では、勝利数による賞品の他に、「一度に15体以上の霊気装置・トークンで攻撃した」や「《怪しげな挑戦》を唱えて勝利した」といった面白い実績を達成したプレイヤーにブースターパックを贈っています。
さらに、リーグ期間中に最も場を楽しませたプレイヤーを決める投票も行われ、そのスポーツマンシップと友好的なプレイ態度が表彰されます。
賞品は、助けが必要なプレイヤーを助けてあげたりその日一番成長したプレイヤーに渡しています――「コミュニティ・ゲームズ&ギークス/Community Games and Geeks」オーナー、ティモシー・ジョン/Timothy John
ティモシーは他のプレイヤーのデッキ構築を手伝ったり遊び方を教えたりしたプレイヤーに優先して賞品を渡しています。「『子ども狩り』を防げますよ」と彼は言います。
学びたいと意欲を見せるプレイヤーやそれを助けるプレイヤーを称えることで、全員の体験をより良いものにすることができるのです。