マジックの新たな表現を試し、マジック・ファンが楽しめる体験の幅を広げていく中で、私たちはある目標を持つようになりました。それは、皆さまがどのようにマジックをプレイし、関わっていくとしても、それにぴったりな製品をご用意することです。

そこで『ゼンディカーの夜明け』では、意欲的な製品を多数ご用意しました。ドラフトを楽しみたい方もパック開封自体を楽しみたい方も、統率者戦のデッキに再録カードを加えたい方も、そして友人と同じフォーマットでマジックを始めたい方も、『ゼンディカーの夜明け』ではそれぞれに適した製品が登場するのです。

中でも、特に私たちの理念を体現した製品が２つあります――それが「統率者デッキ」と「セット・ブースター」です。早速、詳しくお話ししましょう。

統率者デッキで初めてのマジックを体験する

統率者デッキ

統率者戦はマジックで最も人気を集めるフォーマットの１つであるだけでなく、多くのプレイヤーがマジックの遊び方を学んでいるフォーマットでもあります。

意外に思われる方がいるかもしれませんね。統率者戦を学ぶのは、例えばスタンダードよりも難しく見えるかもしれません。ですが実は、そうでもないのです。普段スタンダードをプレイする方もヴィンテージをプレイする方も、あるいはそれ以外の方も、おそらくたまに統率者戦をプレイしているのではないでしょうか。友人が統率者戦をプレイしているなら、統率者戦を通してマジックを学ぶものなのです。

そこで『ゼンディカーの夜明け』で登場する統率者デッキは、これまでと異なるものになりました。『ゼンディカーの夜明け』ではプレインズウォーカーデッキに代わって統率者デッキが発売され、統率者戦はもちろんマジックを始めるのに最適な製品となっています。

もちろん経験豊富なプレイヤーのためのカードも収録されるので、ご心配なく。各デッキには新規カードが３枚ずつ収録され、魅力的な再録カードも満載です。

さまざまな体験をもたらすブースター製品：ドラフト・ブースター、セット・ブースター、コレクター・ブースター

マジック・ファンの皆さまは、さまざまな理由でブースター製品を開封します。ドラフトやプレリリースを楽しむ方。デッキに加わる新たなカードを求める方。フォイル仕様や特別なカード仕様のカードを求める方。そしてパック開封そのものを楽しむ方。

マジックは30年近くにわたって、そういったさまざまなニーズを１つのブースター製品で受け止めてきました。そこで『ゼンディカーの夜明け』では、それぞれの体験に合ったブースター製品をご用意することにしたのです。

さまざまなブースター製品についてそれぞれの目的を把握するには、すべてを比較対照するのが一番です。まったく新しいものは１つだけですが、すべての製品を見てみましょう。

ドラフト・ブースター

ドラフト・ブースターは、その名の通りドラフトに最適な製品です。

これはマジックの伝統的なブースターパックです。バランスの取れたドラフトやシールドデッキ（プレリリース）、その他のリミテッド・フォーマットを楽しめるように、15枚のカードが封入されています。プレイヤーの皆さまがこれまで通りのブースター体験に満足しているのであれば、それは素晴らしいことです。この製品がなくなることはありません。

ですがドラフトを特に楽しみにしているのでないなら、他の製品もぜひチェックしていただきたいと思います。

まずは――

セット・ブースター

ドラフト・ブースターがドラフトに注目したパックであるのと同様に、セット・ブースターはパックを開封して中身を見る楽しさに注目したパックです。

セット・ブースターは、パック開封の楽しさを最大限に高めたパックなのです。ドラフト・ブースターを開封するときの盛り上がりどころは基本的に１つ（レア/神話レア）なのに対し、セット・ブースターにはいくつもあります。アート・カードやフルアート版基本土地から、テーマに関連するカード群、そして厳選されたリストの素晴らしい再録カードまで、魅力的なカードが次々と出現するのです。

マーク・ローズウォーター/Mark Rosewaterによるセット・ブースターの解説記事をまだご覧になっていない方は、ぜひこちらからご覧ください。

コレクター・ブースター

コレクター・ブースターは、そのセットの中でも特に魅力的なカードが詰まった製品です。

『ゼンディカーの夜明け』コレクター・ブースターには、ショーケース版カードや別イラスト版カード、拡張アート版プレインズウォーカーなど、目を奪われる美しいカードの数々が封入されています。それらを求める方には、コレクター・ブースターが一番おすすめです。この製品は、レアやフォイル仕様、特別なアートやカード枠のカードが満載なのです。

新たなブースター製品が揃った『ゼンディカーの夜明け』は、9月25日発売です。「自宅でプレリリース」を含めた各種イベント申請受付もWERおよびウィザーズイベントリンクで始まっています。