ここ数年にわたり、『統率者』シリーズは大きな盛り上がりを見せ続けています。今回の『統率者』製品も魅力的なのかどうか、プレビュー・シーズンまで待っていた皆さまへ――お待たせしました。本日『統率者(2018年版)』に収録される全カードが公開され、私たちもついにその魅力を詳しくお伝えできるようになりました。

早速、『統率者(2018年版)』の内容をお届けします。

１.新たなプレインズウォーカーの統率者

もう隠す必要もないでしょう――どのデッキも極めて強力です。

過去にも１度、統率者として使用できるプレインズウォーカーが登場しましたが、『統率者(2018年版)』ではその数が増えます。プレインズウォーカーたちはそれぞれ人気の戦略をサポートしてくれますが、独自の要素も織り交ぜてくれます。それぞれが明確なテーマを持ち、戦略に一層の深みを与えてくれるのです。

さらに、『統率者(2018年版)』にはプレインズウォーカーたちをサポートしてくれるカードが散りばめられています。

例えば《テルカーの技師、ブルーディクラッド》はトークンの軍勢が持つ力を引き上げ、《謎めいた君主、イェンネット》は一風変わったとてつもないコンボを生み出すでしょう。

２.色に関わらず採用される人気カードの供給

多くのプレイヤーにとって、毎年発売される『統率者』製品は統率者戦を始めるきっかけになっているかと思います。そのため『統率者』シリーズのデッキには、「どのデッキにも基本的に採用される」主力カードに加えて、その時々の人気カードが収録されています。

統率者戦を始めてみたいと思っているプレイヤーが手に取る製品に、統率者戦の主力カードを入れない理由はありません――必ず欲しくなるカードなのですから。

《太陽の指輪》は、２ターン目にして４マナを生み出せるようになる凄まじい１枚です。《英雄の鍛錬所》は文字通りどんなデッキでも活躍するでしょう。《晶洞ゴーレム》もまた、他のルールを破るカードと同様に見逃せません。

３.ホームラン級の再録

『統率者』シリーズが成功している理由のひとつは、製品を購入してすぐに、普段から統率者戦を楽しんでいるプレイヤー相手でも戦えることです。デッキをひとつ購入するだけで、統率者戦のコミュニティに入れるのです。それには、強力なカードの再録が大きく寄与しています。そして『統率者(2018年版)』でも、魅力的な再録がたくさんあります。

《熊の陰影》は、統率者を守るだけでなく生み出せるマナを倍にしてくれる、活躍間違いなしの１枚です。《女魔術師の存在》は、緑のエンチャント戦略において欠かせないドロー・エンジンです。

４.存分に味わえるフレイバー面

統率者戦の大きな魅力は、強さではなく物語をテーマにしてデッキを組めることです。統率者戦を楽しむプレイヤーの多くはデッキの強さや効率を重視せず、フレイバーを追求したり一風変わった新たな戦略を生み出したりすることに力を入れているのです。

『統率者(2018年版)』は、そういったプレイヤーに最適な製品です。

《まどろむ島、アリクスメテス》は世界の可能性を広げ、楽しい物語を伝えてくれます。このカードをプレイすることを通して、プレイヤーは「まどろむ島」を体験できるのです。また《宝捕り》は統率者戦のゲームをガラッと変え、《サイ甲虫の暴走 》は巨大クリーチャーのファンにはたまらない１枚でしょう。

これらのカードはマジックが持つ物語性に触れるきっかけとなり、まったく新しいデッキの構築意欲をかき立てます。デッキビルダーたちは大喜び間違いなしです。

５．遊び甲斐のある新規カード

『統率者』シリーズの最新作が発売されるたび、極めて強力な新カードが大量に登場するのもこの製品の魅力です。統率者戦のプレイ・グループ内で終わりなき軍拡競争を繰り広げるプレイヤーもいれば、レガシーやヴィンテージで新カードを試してみるプレイヤーもいます。

『統率者(2018年版)』は、さらなる力を求めるプレイヤーの皆さまの期待に応えます。

《残響の嵐》はサイクルを成す他のカードとともに、統率者が抱えている弱点を一変させます。《死者への嘆願》や《サヒーリの指令》は往年のカードを彷彿とさせるもので、《不和蒔き》はまったく新しい駆け引きを生み出します。

『統率者(2018年版)』の各デッキは、新たなカードの力を存分に引き出し、人気のアーキタイプを支え、刺激的な再録に満ちたものになっています。

今すぐ製品の追加発注を行いましょう。

By Roscoe Wetlaufer