2015/10/13
「ウォンコズ・トイ&ゲームズ」の実話を――漫画にしてご紹介します。
2015/10/13
「ウォンコズ・トイ&ゲームズ」の実話を――漫画にしてご紹介します。
それは、いつもの金曜日のことでした。「ウォンコズ・トイ&ゲームズ/Wonko's Toys and Games」、私の店でのことです。 今日もフライデー・ナイト・マジックへの集まりは上々。45人ほどが参加しています。
ですが2回戦目が始まるとき、最近店に来てくれるようになったフランク/Frankが立ち上がり、オーナーに話があると言い出しました。 私はクレームが来るのかと身構えました。 しかしそこで起こったのは、まったく意外なサプライズだったのです。
僕は町中の色々なところでマジックをしてきました。 ですがどこへ行っても、同じ思いをするだけでした。 店内は競技的なプレイヤーばかり。 質問したいのにそれが許されない雰囲気のところばかりです。
そして2週間前、僕は「ウォンコズ・トイ&ゲームズ」と出会いました。
登録用紙に「威圧的な態度禁止」と書かれていて、安心しました。
FNMのドラフトに参加すると、同じ卓のプレイヤーたちがデッキ構築のヒントなどを教えてくれました。
そして今晩も、みんな同じように優しく教えてくれています。 ついに僕は「ホーム」を見つけたんです。
言葉だけじゃ足りないのか、フランクは3ボックス購入して今回の賞品にします、と言い添えてくれました。 それはもう、びっくりしましたよ。 そのような提案をされたことなんてありませんでした。
注目! こちらの新規のプレイヤーのご厚意で、今晩の賞品はプレイヤーひとりにつき3パック増えます!
全員が拍手しました。 その晩来店していた数人のプロプレイヤーも、この雰囲気があったからここを選んだと言ってくれました。 私の目は涙でいっぱいです。
さて、正しいことを続けていればどうなるか、ということがお分かりいただけたでしょうか。 他者を尊重し、他の人たちにも同じように他者を尊重することを教えましょう。 子どもたちや復帰したプレイヤーにも教えていくべきです。そうすれば、非常に良好なプレイヤー環境を築くことができるでしょう。
貴店の様子も漫画で描かれてみたいですか? 最高の体験がもたらした出来事をエピソードにまとめ、WPNStories@wizards.comまでお送りください。 今後の記事で取り挙げるかもしれませんよ!
Art by Marcelo Matere