『イクサランの相克』では、貴店に割り当てられたプレリリース製品を最大限に活用して売り上げやイベント参加者数増加につなげられる新たなイベントが登場します。それが「プレリリース・パーティー」です。このイベントには対戦組み合わせやラウンドがなく、カジュアルな雰囲気で自由に楽しめます。貴店のプレリリース・パックを余すところなく利用できるよう作られたイベントなのです。

プレリリース・パーティーを併催することで、せっかく来たお客さまの参加をお断りすることがもうなくなります。プレリリース・パックさえ残っていれば、イベントを提供できるのです。ただしひとつだけ、ご注意ください。プレリリース・パーティーの参加者数は今後のプレリリース製品割り当てには影響しません。

プレリリース・パーティーは、イベント主催者の皆さまにとって扱いの難しいイベントと言えるでしょう。では、今後の割り当てを犠牲にせずこのイベントを活かすにはどうすれば良いでしょうか？プレリリース・パーティー用に製品を残しておくべきか？　残すなら何個残すべきか？きちんとひとつのイベントとして開催するべきか？　それとも１日中自由に参加できるものにするべきか？

まずは、このイベントの背景を知りましょう。

プレリリース・パーティーは、『霊気紛争』のときにテストを行いました。

簡潔に言えば、この試みは成功でした。プレリリース・パーティーを行った店舗のプレリリース製品の余りは減りました。さらに、プレリリース・パーティーに参加したプレイヤーの半数以上がこのイベントだけに参加していました。とても多くのプレイヤーが、通常のプレリリースを差し置いてプレリリース・パーティーを楽しんだのです。

しかしプレリリース・パーティーは、通常のプレリリースに代わるものではありません。あくまでも、余りそうな製品を活かせる場所です。ただしその分自由度は高く、プレリリース・パックを使用すること以外に制限はありません。余りそうな製品だけをこのイベントに使うことで、今後の割り当てが減るリスクを負わずに割り当てられた製品を最大限に活用することができるでしょう。

具体的な数は、店舗によって異なります。以下に、テストの結果を受けて算出したプレリリース・パーティーの扱い方をご紹介します。

これまでもプレリリース製品を使い切れていない場合は、過去の参加者数を参考にする。

まずはプレリリース・パーティー用に製品を残すべきかどうかが悩みどころでしょう。そこで通常のプレリリースと同様に、事前に宣伝して参加予約を募れば、通常のプレリリースの代わりに参加するプレイヤーの数がわかります。

あとは、過去のプレリリースの参加者数を参考にしましょう。これまでもプレリリース製品を使い切れていない場合は、多少プレリリース・パーティー用に分けておいても良いでしょう。ただし、参加者数の動きには常に目を光らせて数を決めてください。例えば、これまで毎回全体の40％ほどの製品が余っているとします。その場合は一部をプレリリース・パーティー用に分けておき、同時に通常のプレリリースの参加者が増えても対応できるよう少し余裕を持たせておきましょう。

毎回使い切っている場合は、プレリリース・パーティー用の製品は全体の20％を超えないようにする。

割り当てられた製品を毎回使い切っている店舗は、プレリリース・パーティーを開催する必要はありません。理想的な状況です。

それでもプレリリース・パーティーを開催したい場合は、リスクを最小限に留めましょう。少なくとも全体の80％は通常のプレリリースに使用してください。これなら、今後のプレリリース製品割り当てに大きな影響が出ることはないでしょう。（注：『ドミナリア』のプレリリース製品割り当ては、『イクサラン』のプレリリースが参照されます。）

プレリリース・パーティー用に製品を分けておかない場合は、日曜日の午後にちょっと試してみてください。

すべての製品を通常のプレリリース用にして、実際に製品が余ってからプレリリース・パーティーを行うこともできます。

大抵の店舗で、日曜日の午後にはプレリリース・パックの余りが出るでしょう。プレリリース・パーティーは、それを活かすことができるのです。通常のプレリリースで使い切ってしまうとプレリリース・パーティーを開催できなくなりますが、それはそれで良いでしょう。

どの方法を選ぶとしても、プレリリース・パーティーは、プレリリースが行われる週末に割り当てられた製品を使い切る助けとなります。高い自由度を活かし、製品を最大限に活用しましょう。