店舗カレンダーは、WPNプレミアムストア到達に欠かせない３つの改善ポイントの１つです。他の２つである行動規範と販売ポリシーと同じくらい重要なのです。洗練されたカレンダーはコミュニティを引き寄せ、プレイヤーが必要とする情報を余すところなく簡潔に伝えることができます。

店舗カレンダーを作成するにあたり、まずはすべてのゲーム店が心に留めるべき３つの原則をご確認ください。

• 見つけやすいこと


• 読みやすいこと


• デジタルでも同じ情報が得られること

ここでは、この３つの原則を詳しく確認し、すぐに試せる実例をご紹介し、カレンダーを単なるツールから店舗体験の１つに変えるためのヒントをお話しします。

見つけやすいこと

シーズンを通して貴店が開催するさまざまなイベントをプレイヤーたちに知ってもらうための第一歩は、見つけやすいカレンダーを作ることです。カレンダーは１週間のイベントを掲示するのにも１か月のバラエティ豊かなイベントを掲示するのにも使えます。

カレンダーを掲示する場所はさまざまですが、店内に掲示するカレンダーを１枚だけに制限する必要は一切ありません。貴店でも以下のような場所に掲示しているかと思われます。

• 店舗の窓


• レジ周り


• プレイスペース


• トイレの個室

お手洗いやレジ周りのような場所には、QRコードつきの大判カレンダーを掲示できます。

アメリカ・ミズーリ州カンザスシティの「スパンキー・カード・ショップ/Spanky's Card Shop」では、木製のパネルでマジックのイベントカレンダーを作り、中央には店舗ロゴも配置しました。そのユニークなデザインは、プレイスペースで遊んでいても見落とすことはないでしょう。

お客さまが貴店のソーシャルメディアやウェブサイトを訪れた場合に備え、デジタルカレンダーも見つけやすくしておきたいところです。ソーシャルメディアのバナーに組み込むにせよ明確な場所に置いておくにせよ、ウェブページ上にリンクを貼っておくにせよ、すぐに貴店のイベントを探せるようにしておきましょう。

読みやすいこと

全体的に見て、効果的なカレンダーには目を引く要素が加えられており、店舗のブランド・アイデンティティを強化するのにも役立つものになっています。アメリカ・コロラド州オーロラの「デュエリング・ランド/Dueling Land」では、２つの方法でカレンダーを目立たせました。カレンダーを行動規範のそばに掲示したり、木目調の背景と合うように木の壁の前にディスプレイを設置したりしたのです。

プレイヤーには、どのイベントがいつ開催されるのか知っておいてもらいたいところでしょう。そのためには読みやすいカレンダーが必須となり、それを実現する方法はたくさんあります。一番の近道は、ディスプレイにデジタルカレンダーを表示する方法です。

ディスプレイにカレンダーを表示することでスペースに余裕ができ、イベントの時間やフォーマットなどの重要な情報を個別に掲示してわかりやすくできます。

アメリカ・カリフォルニア州ローンデールの「コレクター・レギオン/Collector Legion」では、１週間のイベントを表示する形にしています。

手描きのカレンダーを使う場合は、情報を整理して見やすいものにしましょう。時間をかけて描いたカレンダーをプレイヤーたちが読めないのでは困りますから。とはいえ、あえてデジタルではなく手描きのものを使うことで店舗独自のブランディングを加えるチャンスが得られるでしょう。地元のアーティストに依頼して絵を描いてもらうというのも良いでしょう。

デジタルでも同じ情報を得られること

プレイヤーは店舗でもデジタルでもカレンダーを見るため、掲示の方法はさておき、どちらでも同じ情報を得られるようにしておきましょう。カレンダーごとに情報が異なると、プレイヤーを混乱させてしまいます。特にイベントの宣伝を行う際は絶対に避けましょう。

ウィザーズイベントリンクを定期的に開き、マジックのカレンダーを更新しましょう。新たなプレイヤーが貴店のイベントを見つけやすくなるはずです。単発のイベントや毎週（や毎月）恒例のマジック・イベントも、カレンダーに登録しておきましょう。そうすることで、プレイヤーが来店のリズムを作りやすくなり、店内掲示のカレンダーの更新もしやすくなります。

カレンダーのレベルアップは、店舗のブランド・アイデンティティを強化する最高の手段です。プレイスペースをプレイヤーにとって思い出深い場所にし、あなたがWPNプレミアムストアを目指すときには大きな利点となるでしょう。ぜひ専門チームへお問い合わせの上、WPNプレミアムストア申請を始めましょう！