2017/08/24
ここでご紹介する3冊を読んで、店舗運営や店内のレイアウト、ソーシャルメディアでの宣伝に対する私の考え方は大きく変わりました。
2017/08/24
ここでご紹介する3冊を読んで、店舗運営や店内のレイアウト、ソーシャルメディアでの宣伝に対する私の考え方は大きく変わりました。
By Jenn Haines, owner of The Dragon
「小売業の仕事に終わりはない」ということは、皆さんご存知のことかと思います。
小売店のオーナーは店舗の営業時間外にも思考は止めず、常に革新を求めて試行錯誤するものです。より多くの顧客を得るにはどうすれば良いか。より多くの利益を得るにはどうすれば良いか。コストを削減するにはどうすれば良いか。私たちが家で心からくつろぎ、自分の時間を過ごすにはどうすれば良いか……
幸運にも、小売業界やマーケティング業界には多くの専門家がおり、私たちの助けになる本が出版されています。
本日は、きっとあなたの考え方が変わる3冊をご紹介します。ビジネスの成長に欠かせない変化を起こすために必要なツールや知識が得られることでしょう。
私たちはみな、3つの人格を持ち合わせています――それは職人、マネージャー、起業家の3つです。
大抵の中小企業は、「職人」の人格が主導権を握って始まります――取り扱う製品の知識が豊富で、それを愛しているからこそゲーム店を開くのです。「マネージャー」の人格は、システムとプロセス作りに夢中になれます。そして「起業家」の人格は、常に大局的にビジネスを見て、将来の目標とそれを達成するための選択を見据えています。
ガーバーの理論によれば、「起業家」の人格をしっかりと持つことで、そのビジネスの「中で」働くのではなくビジネスの「ために」働くことができるようになり、日々の仕事をこなすだけでなく長期的な視点で物事を判断できるそうです。
それを達成するための具体的な方法はあまり書かれていませんが、この本には店舗オーナーの「真にあるべき」姿が書かれており、あなたのやる気が引き出されるはずです。ガーバーの独特な文章を読み解くことができれば、きっとビジネスを見る目が変わり、多くのインスピレーションを得ることができるでしょう。
この本だけは絶対に読むべきです。
パコ・アンダーヒルは世界中で知られる一流のマーケティング・コンサルタントであり、彼が書いたこの本は商品棚のレイアウトから色の使い方、通路の作り方でどれだけ購買意欲が変わるのかを具体例を交えて示しています。
中でもすぐに実行できる手段として、店内のレイアウトを変えて売り上げを伸ばす方法が書かれています――通路を広く取り「顧客同士の接触」を避けることで、あなたの店には「着陸用の滑走路」ができるのだと。私も常に、この本を参考にしていますよ。
この本を読んで、私は衝撃を受けました。
ソーシャルメディアの活用は、私たち中小企業のオーナーが大企業に対して大きなアドバンテージを持っていることのひとつです。どうしてもお役所仕事的で身動きが取りづらい大企業に対し、私たちは最適な場所に最適なタイミングでメッセージを送ることができるのです。ゲイリー・ヴェイナチャック/Gary Vaynerchukは、その具体的な方法を示してくれます。
彼はFacebookからTwitter、Instagram、Tumblr、Pinterestとさまざまなソーシャルメディアについて、良い投稿と悪い投稿の実例を含め、ソーシャルメディア上の存在感を高めるための明確かつ簡潔な手段を提示しています。そう、この本が出たのは4年前――ちょうどソーシャルメディアが登場し始めた時期です。それにも関わらずこの豊富な知識量には、驚かされますね。
ここでご紹介した3冊を読んで、店舗運営や店内のレイアウト、ソーシャルメディアでの宣伝に対する私の考え方は大きく変わりました。店舗オーナーの仕事量は膨大であり、その闇の中に選択肢は眠っています。私はおよそ19年間にわたって店舗オーナーを続けていますが、店舗改善のための挑戦を一度も止めたことはありません。
この3冊はきっと、皆さまのビジネスを良い方向へ導いてくれるでしょう。ですが何より大事なのは、歩みを止めないことです! リソースを集め続け、専門家から学び続けてください!
(ジェニファー・ヘインズは、オンタリオ州ゲルフにある「ザ・ドラゴン/The Dragon」のオーナーです。彼女はウィル・アイズナー賞のコミック販売店部門や、YWCA輝く女性賞のビジネス部門を受賞しました。また、「ComicsPro」の委員も務めています。)
(ウィザーズ社は、この記事にて言及されている書籍および著者、またそこで表現されている意見に関して、推奨および推薦、その他何らかの意見を表明するものではありません。)