2019/12/10
ギリシャ神話から着想を得た次元への回帰に、私たちは大きいに期待しています。その理由と、皆さまがやっておくべき準備をお伝えします。
2019/12/10
ギリシャ神話から着想を得た次元への回帰に、私たちは大きいに期待しています。その理由と、皆さまがやっておくべき準備をお伝えします。
Roscoe Wetlaufer, Wizards of the Coast
『テーロス還魂記』が近づいています――あなたが思うよりずっと近くまで。ご利用の問屋は確定し、最初のプレビュー・カード公開まで間もなくとなりました。
ギリシャ神話から着想を得た次元への回帰に、私たちは大いに期待しています。ここではその理由と、皆さまがやっておくべき準備をお伝えします。
近年になって最初の「回帰」セットは、『ラヴニカへの回帰』でした。このセットのプレリリースは、当時の参加者数記録を更新しました。その記録は『戦乱のゼンディカー』まで破られませんでした。続けて、『ドミナリア』でさらなる記録更新が起こりました。そして、それらの記録すべてが『ラヴニカのギルド』によって一掃されました。
ラヴニカ、ゼンディカー、ドミナリア、そしてまたラヴニカ。特定のパターンがあることにお気づきでしょうか?
人気次元への回帰は、プレイヤーを集めるのです。ラヴニカやゼンディカーと同様に、テーロスも多くのプレイヤーにとって特別な次元です。数多くの思い出にひたれて、心温かいものをもたらす次元なのです。
この次元について私たちが知っていることをお伝えしましょう。
皆さまにとって、初めて体験した次元(マジックを初めたときの最新セットの舞台となっている次元)は特別なものであることを、私たちは知っています。そして中でも、テーロスは多くのファンを集めた次元なのです。
テーロスが登場した当時は、新規プレイヤーの増加が最高潮を迎えていました。2013年の『テーロス』シーズンは、店舗の新規プレイヤー獲得数が記録的なものになりました。その4か月間に初めて店舗でプレイした方の人数は、マジックの歴史における過去のどのシーズンより多かったのです。
当時の新規プレイヤー数増加の波に乗っただけじゃないかと思われるかもしれませんが、そうではありません。
確かに『イニストラード』ブロックと『ラヴニカへの回帰』ブロックの後でマジック自体が軌道に乗っており、『テーロス』に追い風が吹いていたのは間違いありません。ですが当時築かれた記録は、4年後の『ドミナリア』まで破られませんでした――『タルキール覇王譚』や『戦乱のゼンディカー』でさえも超えられなかったのです。
どのセットにも当てはまる経験則ですが、「カードのプレビューが始まったら準備を始めろ」というものがあります。
つまりセット発売日の1か月ほど前です。商品の予約やイベントの事前予約、「店舗・イベント検索」の閲覧数……それらはすべて、プレイヤーたちが新しいカードを最初に目にした頃に一気に増えるのです。
しかしWPN店舗の皆さまは、プレイヤーと違う時間で仕事をしなくてはいけません――テーロスへの再訪でコミュニティが盛り上がる前に、準備を始めなくてはならないのです。
今すぐ行うべき5つのステップは以下の通りです。
新たな年を迎えた先に『テーロス還魂記』が待っています。このセットのイベントや製品の準備をお忘れなく!