WPNプレミアムストアへ到達するには、コミュニティへ最高のサービスを提供することが欠かせません。そしてそのためには、お客さまがここで過ごしていたいと思えるようなスペースづくりが必要です。

魅力的なスペースづくりの方法はさまざまであり、広さや特定の間取りが必須というものではありません。貴店のマジック・ファンやプレイヤーに気に入ってもらえる格別なサービスを提供できる場所であれば良いのです。

ここでは、実際にプレミアムストアの皆さまからスペースづくりを学びましょう。独創的な方法で魅力的なスペースを築き、コミュニティを歓迎して大いに喜ばせた店舗の話をご紹介します。

「Nostos Boutique」――小さなコミュニティ、小さなスペース

そんな「ノストス・ブティック」のクリスティ・ヴィオラ/Krisy Violaは、小さなコミュニティに合った小さなスペースに居心地の良い空間を築きました。「開店当時から、他の店舗の先を行けるユニークなスペースづくりを意識していました。」と彼女は語ります。

「お客さまはゲーム店で多くの時間を過ごします……だから私は、皆さまがご自宅のようにくつろげるスペースづくりを目指しています。居心地が良くてつい長居したくなるような場所を作りたいんです」

限られたスペースの中で、クリスティはできる限り居心地の良い雰囲気を作れるように店内を整えていきました。「お客さまにゆっくり過ごしていただけるよう、明るく清潔で、入りやすく、整理整頓が行き届いたスペースづくりを目指しました」

クリスティは、その努力が報われることを確信していたのです。「それがコミュニティを築く上で役に立つことは感じていました。実際に、お客さまを『ノストス・ブティック』へ引き込み、ここで買い物やゲームを楽しみたいと思っていただける理由の１つになっていますよ！」

「Tara Angel's Magic」――ファンタジー・アドベンチャーと居心地の良いリビングの融合

「タラ・エンジェルズ・マジック」のタラ・クレイグ/Tara Craigは、お客さまを店舗へ招き入れ、滞在を楽しめるようなスペースを築き上げたのです。「私たちが目指しているのは、お客さまに買い物をしていただくだけでなく私たちの店を『体験』していただくことです」と彼女は語ります。

「そこで私たちは、インスピレーションを求めて地域のコーヒーショップやディズニーランド、『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』の世界などを参考にしました。そして居心地の良い木製のテーブルやD&Dの冒険を彷彿とさせる石造りのアクセント・ウォールを取り入れたのです」

「タラ・エンジェルズ・マジック」には、さまざまな体験が詰まっています。パステルカラーの紫色といった意外性ある色づかいもその１つで、アクセント・ウォールや木のテーブルを装飾するのに一役買っています。それらが見事に調和した結果、お客さまはファンタジーをテーマにした居心地の良いリビングでお気に入りのゲームを楽しめるのです。

そして、入りやすく居心地の良い雰囲気は店舗の見た目だけでは生み出せないことをタラはよく知っています。最高のカスタマーサービスとコミュニティとのつながりこそが鍵となります。「来店したお客さまとは必ず挨拶を交わします。そこでの受け答えには特に気をつけていますよ！それから、１週間もあればお客さまの名前を把握します」

「The Dice Guys」――120年の歴史ある建物にある隠れ家的スペース

「私はいつも、予想外のことに惹かれるんです」と、「ザ・ダイス・ガイズ」のアダム・ステファン/Adam Stepanは語ります。「私が想像したゲーム店は、隠れ家的なイベント会場のような体験を味わえる他にないデザインの店舗でした」

スペースについて考える際に彼らが最も強くインスピレーションを受けたのは、店舗が入っている建物そのものでした。「今や私たちのホームとなった築120年のこの建物こそ、私たちの店舗設計を大きく進めたのです。床も壁も仕上げの塗装も120年の歴史を感じられるものにしつつ、現代の快適さも取り入れています」

築120年の建物が持つ神秘的な雰囲気が加わることで、シンプルで整理された店頭から長い廊下を通って隠れた広大なゲーム・スペースへ向かう設計が実現しました。

「居心地の良いゲーム店へ歩いて行くのは何か特別な感じがするものです。そして長い廊下を歩いた先にあるドアを開けると、そこにはたくさんの席が広がる隠れ家があり、軽食や飲み物を楽しみながらあらゆるゲームで遊べるのです。まさに、ゲーム・ファンにとっての夢の国ですよ」

「A Muse N Games」――すべてのお客さまにハイクラスな体験を

「アミューズン・ゲームズ」のスコシア・バカン/Scotia Buchanは、店舗づくりをする上で彼女自身がゲーム業界以外で味わった買い物体験を参考にしました。

「AppleやIndigo、Birks、Coachといった最高クラスの販売店に加えて、若い頃によく通った手作りのアイテムをすごく綺麗に店頭に並べる小さな店にも注目しました」と彼女は言います。「参考にした店に感じた畏怖の念は、今でも覚えていますよ」

おしゃれなダイス型の照明など特定の設備は使っているものの、ゲーム・ファンを呼び込むためにスコシアが重視しているのは、すべてのお客さまに楽しんでいただける体験を生み出すことです。「ゲームをするゲーマーだけでなく、その友人や家族にも買い物を楽しんでもらいたいのです。誕生日やクリスマスのプレゼントを買いにおばあちゃんが来ても、安心して買い物ができるように」

ここでご紹介した店舗はどれも独創的なスタイルを確立していますが、そこには共通点が１つあります。それは、コミュニティだけでなく新規のお客さまも長居したくなる雰囲気づくりを目指していることです。そしてユニークかつ入りやすいスペースへの強いこだわりこそ、プレミアムストア到達への後押しになったのです。

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