25年間にわたり、ドラフト・ブースターはマジックの旗艦製品であり続けてきました。この製品はドラフトのために作られたものですが、実はブースター製品を開封するマジック・ファンの大部分は、その中身を見るのを楽しみに開けています。そこで私たちは、パック開封そのものの体験をさらに良いものにするべく、新たな製品を作りました。
皆さんこんにちは!WPNコミュニティ・マネージャーのネルソン・ブラウンです。
今日はまったく新しいパックの開封体験についてお話しします。それが「セット・ブースター」です。25年間にわたり、ドラフト・ブースターはマジックの旗艦製品であり続けてきました。ですが皆さんの多くが、実はドラフトではなく中身を見るのを楽しみにパックを開封していると私たちは知っています。そこで、そのための新たな製品を作りました。
この新製品はパック開封に革命をもたらし、カードの確認がスリリングになること間違いなしです。セット・ブースターは『ゼンディカーの夜明け』で初登場します。その中身をご紹介しましょう。まだ『ゼンディカーの夜明け』のカードはお見せできませんが、『基本セット2021』のカードを例に話を進めていきます。
まずはアート・カード。『モダンホライゾン』で登場したものと同じですが、ちょっとした仕掛けがあります。5%の割合で、アーティストのサインのスタンプが付いた「シグネチャー版」が出現するのです。
次は基本土地――15%の割合でフォイル版が入っています。
続けて、コモンとアンコモン6枚。この枠には、セットごとにテーマやメカニズム、クリエイティブ面で関連するコモンが入ります。アンコモンについても同様です。この枠に入るカードはコモンとアンコモンから選ばれ、ときにはアンコモンの方が多く入っていることもあります。1パックでアンコモンが6枚手に入る可能性もあるのです!
中盤に差しかかると、花火が打ち上がります。この枠はセットごとに異なり、特別なカードが封入されます。ショーケース版やその他の特別なカード枠のようなものですね。
続けて、不確定レアリティ枠2枚。コモンから神話レアまでどれかが出現します。その次はドラフト・ブースターでもお馴染みのレア枠です。
そして最後から2番目にはフォイル仕様のカードが!セット・ブースターには、少なくとも1枚フォイルが封入されているのです。フォイル好きの皆さんのために、手に入れられる機会を増やしました。
そして最後の1枚はトークンまたは広告ですが、実は隠し玉があります。25%の割合で、この枠は「リスト」のカードと差し替わるのです。「リスト」にはマジックの歴史の中で愛され、求められたカードが選ばれます。それらは小さなプレインズウォーカー・シンボルが入っている以外、昔のままの形で印刷されています。「リスト」のカードはスタンダードでは使えませんが、セット・ブースターの開封体験をより特別なものにしてくれるでしょう。
セット・ブースターは、記憶に残るパック開封体験を生み出せるよう設計されました。もちろんドラフト・ブースターはなくなりませんので、ご安心ください。間もなく初登場する『ゼンディカーの夜明け』セット・ブースターをお楽しみに!