2015/04/22
1年でアドバンスプラスになった店舗と—それを手助けしたレベル1ジャッジの物語
2015/04/22
1年でアドバンスプラスになった店舗と—それを手助けしたレベル1ジャッジの物語
「コモン・グラウンド・ゲームズ/Common Ground Games」が開催するプレリリースを覗いてみると、店いっぱいに様々な年代のプレイヤーが戦いを繰り広げているのが見えるでしょう。彼らはみな笑い合い、かなり盛り上がっているようですが、店全体の雰囲気はとても和やかです。
一体、彼らはどうやって、2年も経たずにこれだけ活気溢れるコミュニティを築いたのでしょう? その秘密は、辛抱強さと献身的な取り組み、少しの運、そして、ジョン・トラウト/John Troutという名のひとりのジャッジにありました。
順を追ってお話しましょう。
別の店が開催した『ギルド門侵犯』プレリリースに落胆したジャミソン・サックス/Jamison Sacksは、親しみやすく様々な人を受け入れられるコミュニティを彼の新しい店で築こう、と一念発起しました。 このとき、彼の店が開いた最初のイベントの参加者は6人でした。
「コモン・グラウンド」にほど近い店が閉店し、ジョン・トラウトという名のレベル1ジャッジが取り残されました。彼は「レイクヒル・プレパラトリー・スクール/Lake Hill Preparatory School」の教師であり、彼の生徒が遊ぶ場所を失ってしまったのです。 そして彼は、「コモン・グラウンド」に辿り着きました。彼は若いプレイヤー向けに行っていたマジック・キャンプをそこで続け、来たる『テーロス』プレリリースでのジャッジも引き受けました。
良い教師がそうするように、ジョンは盛り上がるプレイヤーたちをうまくコントロールしました。 彼は細かいルール上の問題を次々と解決していき、 プレイヤーに対する発言も穏やかな口調で行いました。 不幸にも失格者が出てしまったときも、彼は辛抱強く耐え、落ち着いて対処しました。
「コモン・グラウンド」の評価はたちまち上がり、またジョンが開いているマジック・キャンプの参加者たちのおかげで、「コモン・グラウンド」はWPN加盟よりわずか1年ほどで最高レベルのアドバンスプラス店舗となりました。
ジョンの働きは顧客の人数を増やしただけではありません。彼の献身的な活動と丁寧な物腰は、「コモン・グラウンド」がアドバンスプラス誓約書を守る助けにもなっているのです。
この数字は、ジョンがこの店に現れる前と比べて実に40倍の伸びです。
『運命再編』プレリリースにて、参加者たちは今回の参加費に加えてジョンのマジック・キャンプへのお礼を募りました。 賞品のパックをすべて寄付するプレイヤーもいました。
「12歳のときにジョンに教わってマジックを始めた僕たちも、20歳になりました」
「コモン・グラウンド」は今も拡大を続けています。プレイエリアは倍の広さになりましたが、ジョンの協力があれば毎日楽しく遊ぶプレイヤーたちで埋まるだろう、とジャミソンは確信しています。
今回は、ジャッジと手を取り合って経営を進めると、期待以上の効果が出るというお話でした。 ジャッジがいるといないとでは、コミュニティの結びつきの強さや活気、そしてイベントを問題なくスムーズに進行できるかどうかがまったく違う、と言っても差し支えないでしょう。
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