2019/05/16 — 店舗ステータス
新たな基準が導入されたことで、皆さまのイベントへの取り組み方も大きく変わるでしょう。
2019/05/16 — 店舗ステータス
新たな基準が導入されたことで、皆さまのイベントへの取り組み方も大きく変わるでしょう。
WPNの新たな基準である「総参加者数」と「熱心なプレイヤー数」は、テーブルトップのマジックに関わるすべて――プレイヤーから店舗、そしてウィザーズまですべてにとっての利益を包括的に取り扱うものです。
つまりイベントの「規模」ではなく「質」が重視されるようになりました。深い絆を育んだコミュニティや、マジックの核となるフォーマットを盛り上げているコミュニティが報われるものになったのです。さて、『基本セット2020』シーズンでは、これらの基準が皆さまのイベントへの取り組み方に大きな影響を与えるかと思われます。
具体的な影響を見ていきましょう。
総参加者数も熱心なプレイヤー数も、以前のシステムが見落としていた「健全で活発なコミュニティを支える」という理念のもとに生まれました。
旧システムでは、貴店のプレイヤーは「1人1回」しか加算されませんでした。新たな基準では、それを正しています。「熱心なプレイヤー」は、スタンダードまたはシールド、あるいはドラフトに参加したプレイヤーがすべて加算されます。6回参加した時点で、そのプレイヤーが加算されるのです。そしてその6回の参加すべてが、「総参加者数」の方にも加算されます。
この変化が貴店のイベント戦略に大きな影響を与えるのは明らかでしょう。新たなシステムでは、再来店の重要性がこれまでになく高まり、開催フォーマットにも大きな意味が出てきます。
とはいえ開催フォーマットによる影響は、そこまで大きくないかもしれません……
新たなシステムはスタンダードやドラフト、シールドを盛り上げるために設計されていますが、もちろん他のあらゆるフォーマットを切り捨てているわけではありません。ポイント戦でもカジュアルでも、参加者2名でも200名でも、『モダンホライゾン』プレリリースでも土曜日のドラフト会でも、すべてが基準を満たすのに役立つのです。
さらに、驚くべきことに「プロモパック」の数量を増やすために意識すべきなのは、フォーマットに制限のない 「総参加者数」の方です。
プロモパックの数量を増やすためには両方の基準を満たす必要がありますが、割り当ては要件が少ない方をもとに決められます。現時点では、「熱心なプレイヤー数」を増やせばプロモパックの数量が増えるWPN店舗は全体の9%ほどです。一方、「総参加者数」を増やせばプロモパックの数量が増える店舗は、全体の52%が当てはまります。(これらに当てはまらない店舗は、両方の要件が同じ状態です。つまり、総参加者数がもっと必要ということです。それらの店舗も合わせると、総参加者数の増加でプロモパックの数量が多くなる店舗は91%にものぼります。)
新たな基準は、皆さまが一級品の体験をお客さまにご提供していれば、必ずそれに応えてくれると私たちは信じています。これこそ、私たちがイベントの規模を重視しなくなった理由の1つです――イベントの規模は必ずしも質の良さにつながるわけではないのです。
新たなシステムでは、これまでより参加者数を制限したイベントを行うこともできます。「最大イベント」の要件に追われなくなるため、貴店のプレイ・エリアの大きさに合わせて最も快適にプレイできる人数でイベントを開けるのです。
(特に大きな恩恵を受けられるのがプレリリースです――今後はこのイベントを9回開催できます。)
プロモパックの割り当ては直近12か月における総参加者数と熱心なプレイヤー数をもとに決められます。
プロモパックの数量には限りがありますが、現時点で最大数まで達成している店舗は15店しかありません。つまり貴店が残る5,985店のうちの1つなら、割り当てを増やせるチャンスがあります。そのためには、割り当てが確定する日を把握しておくことが肝要です。
最初の締切は、本日、5月13日です。次は8月2日です。
そして総参加者数と熱心なプレイヤー数は直近12か月分を参照するため、昨年の分は毎日失われていきます。つまり、プロモパックの割り当てにイベントの日程そのものは関わらないとしても、多少の影響はあります。例えば昨年同時期に申請したイベントを今年見逃してしまうと、その分参加者数が落ちるリスクがあるのです。
以上のすべての理由から、今すぐWERにログインして、『基本セット2020』の各種イベント申請を済ませるのをおすすめします。