2016/03/01
「D20ゲームズ/D20 Games」のオーナー、ベン・セリカ/Ben Calicaから、双頭巨人戦のイベント運営のヒントを得ましょう
2016/03/01
「D20ゲームズ/D20 Games」のオーナー、ベン・セリカ/Ben Calicaから、双頭巨人戦のイベント運営のヒントを得ましょう
『ゲートウォッチの誓い』プレリリースや発売記念ウィークエンドでは、ぜひ双頭巨人戦のイベントを少なくともひとつは開催してください。今回の記事では、双頭巨人戦のイベントを多く開催した実績のある「D20ゲームズ/D20 Games」のオーナー、ベン・セリカ/Ben Calicaに、双頭巨人戦のイベント運営のヒントを学びます。
双頭巨人戦は、私たちの秘密兵器です。
それはイベントに新規のお客様を呼び込めるだけでなく、イベント参加に尻込みしている方を楽しませることもできるのです。
双頭巨人戦は、タンデムでスカイダイビングをするようなフォーマットです。 どちらか片方のプレイヤーがゲームの進め方を知っていれば、もう片方もともに進んでいけるのです。
そのためこのフォーマットは、親友同士やカップル、そして子どもとその親御さんという3つのグループに最適です。 常連のお客様にとってはマジックに興味を持っている人を誘う最高のきっかけになり、また店舗にとっても、新規のお客さまを呼び込めるだけでなく、イベント参加に尻込みしている常連のお客様をお得意様に変えることができます。
11歳のお子さんとともに仕方なく双頭巨人戦のイベントに参加した母親を例に挙げましょう。 彼女は息子とふたりで過ごす時間を大いに楽しみました。 息子の方は「反抗期」に差しかかる年頃でしたが、その日は彼の愛するマジックでの体験を共有していたため、母と素直に向き合っていたのです。
その母親が子どもと一緒に店の常連になるまでに、時間はかかりませんでした。今では娘も連れて来てくれます。 そしてある日、驚くべきことに(彼女自身も驚いていることでしょう)、彼女はお子さんを連れずひとりでフライデー・ナイト・マジックに参加するようになりました。 さらに(とうとう)、夫も連れて来るようになったのです。 この一家はプレリリースの常連になり、毎週のように家族全員分のブースターパックをご購入いただいています。
こういった経験があったからこそ、私たちはこれまで3年間にわたって、毎週土曜日に双頭巨人戦のイベントを開催し続けているのです。 その中で私たちが学んできた、双頭巨人戦のイベントをうまく行うための方法をお教えしましょう。
経験豊富なプレイヤーには、パートナーを「生きるカード置き場」のような扱いをしないよう優しく諭しましょう。 正しいプレイに迷ったら、パートナーに相談するよう呼びかけるのです。 こうすることで、新規のプレイヤーはプレッシャーを感じることなくプレイの仕方を学ぶことができ、居心地よく楽しむことができるでしょう。
プレイヤー同士のコミュニケーションが欠けていては、ゲームは思うように進みません。 各フェイズでの行動をチーム内で確認し合い、フェイズの進行を相手チームにもしっかり伝えるよう呼びかけましょう。
成功の鍵は、新規のプレイヤーが「うまくプレイしなきゃ」とプレッシャーを感じないようにすることです。
彼らの中には、マジックをプレイしに来たわけではない人も多くいます。 彼らはただ、大切な人とその人が好きなゲームを一緒に楽しみに来ているのです。
そういった人を取り込むことで、新たなビジネスの可能性はもちろん、既存のお客様の信頼にも繋がります。
以上のようにしっかりと気を配った双頭巨人戦のイベントを開催することで、店舗オーナーの勝利は必然のものになるのです。
By Ben Calica, owner of D20 Games in Alameda, CA.
双頭巨人戦のイベントを開催するのは初めてですか?