2018/02/13
「チャネル・ファイアーボール・ゲーム・センター/Channel Fireball Game Center」は、ちょっとした工夫でドラフト・ウィークエンドを成功させました。
2018/02/13
「チャネル・ファイアーボール・ゲーム・センター/Channel Fireball Game Center」は、ちょっとした工夫でドラフト・ウィークエンドを成功させました。
By Josh Silvestri, Channel Fireball Game Center
ドラフト・ウィークエンドはまだ始まって日が浅く、このイベントを最大限に活用する手段を見つけるには少し時間がかかるかもしれません。
つまり、経験の蓄積が必要です。正直なところ、私たちも最初は通常のドラフト・イベントとの違いを感じませんでした。しかし改めて視点を変えて取り組んでみると、20人から30人へ参加者数を伸ばすことができました。
難しいことはしていません。イベントの形式を少し変えて、宣伝の際にターゲットを明確にしただけです。
通常のイベントとまったく違うものにする必要はありません。ですが、ただプロモカードがあることを宣伝するだけでは弱いでしょう。
私たちの場合、(参加費を上げて)賞品を豪華にしました。通常のイベントとは異なり、上位の賞品を増やしたのです。最新セットの発売時期は、賞品として出せるパックも多くあるはずです。そこで3-0プレイヤーの賞品を多くすることで、プレイヤーたちの興味を引くことができます。
私たちはさらに、2-1や1-2プレイヤーの賞品量も維持しました。最終ラウンドが不戦勝の上何ももらえないのでは、後味の悪い体験になります。(同じ理由で、ドラフト・ウィークエンドでは間隔を空けずに次々とドラフトを行いましょう。)
もちろん、これはどの店舗でも効果的なわけではありません。あくまでドラフト・ウィークエンドを目立たせる方法のひとつです。
他にも例えば、1回戦だけ行ってすぐに賞品がもらえる「ターボ・ドラフト」もおすすめです。これはグランプリのサイドイベントでもよく採用されるフォーマットですが、それには理由があります。プレイヤーたちは新セットのドラフト・ピックが大好きなのです。「ターボ・ドラフト」は1回90分ほどで終わるので、ドラフト・ピックを心ゆくまで楽しめます。
普段のドラフトと異なるイベントを行う場合は、その「違い」を強調して宣伝しましょう。プレイヤーたちの参加意欲を刺激するのです。そのためには事前予約がおすすめです――これは参加者数の把握にも役立ちます。
事前に人数を把握できれば、マジックを楽しめるかどうかがわかります。
事前予約の方法については、これまでも たくさんの 記事が 書かれていますので、ここでは割愛します。私たちの場合、まずは店内のカレンダーやFacebookページ、ウェブサイトにイベント情報を掲載し、イベントの日が近づいてきたら事前予約のリンクを追加しています。また、事前予約をする人には参加費も安くしています。
これにはふたつの利点があります。ひとつは、事前予約を促す効果があること。そしてもうひとつは、事前に参加費を支払っているためそのプレイヤーがイベントに来やすいこと。どうしても都合で来られないプレイヤーには参加費を返さなければいけませんが、私の店では事前予約をしたプレイヤーの90%以上がイベントに来ています。
ドラフト・ウィークエンド成功の鍵は、通常のドラフト・イベントとは少し趣向を変えて目立たせること、そして早い段階で宣伝を行うことです。魅力的なプロモカードに頼り切ってはいけません。もうひと押し、参加意欲を高める工夫をしてみてください!