2020/07/27 — ウィザーズイベントリンク
『基本セット2021』プレリリースは、イベントリンクと『Magic: The Gathering Companion』にとって初めての大規模イベントになりました。ここから私たちが学んだことをお伝えします。
2020/07/27 — ウィザーズイベントリンク
『基本セット2021』プレリリースは、イベントリンクと『Magic: The Gathering Companion』にとって初めての大規模イベントになりました。ここから私たちが学んだことをお伝えします。
By Bill Stark, EventLink Product Manager
先日行われた『基本セット2021』プレリリースは、世界中のWPN店舗の皆さまが初めてイベントリンクと『Magic: The Gathering Companion』を用いて大規模イベントを行なう機会となりました。
ここでは、私たちが学んだことを振り返り、イベントリンクと『Magic: The Gathering Companion』の今後の展開についてお伝えします――要望の多かった2つの新機能についてもお話しします!
それでは、早速始めましょう。
イベントリンクを用いた大規模イベントを行なうに際し最も懸念されたのは、ツールが安定して機能し、クラッシュを起こさないかどうかでした。私たちは24時間体制でツールのパフォーマンスを監視するチームを用意し、何か問題が発生しても迅速に対応できる布陣を整えました。
その結果は?プレリリースの週末には1,500回を超えるイベントが開催されましたが、システムへの負荷を管理する上で問題は起こりませんでした。これについては、心から嬉しく思います。システムは常に安定し、一度も停止しなかったのです。
パフォーマンスの低下はイベントリンク内の「フィードバックを送る」ボタンから随時報告され、イベントの停滞をお知らせいただいた店舗もありました。私たちはその原因を素早く特定し、修正しました。パフォーマンスの低下報告は全世界で37件に留まり、現在はそれらも解消されています。
より多くのイベントがイベントリンクで行われるようになる頃には、きっとこの手の問題は過去のものになるでしょう。
新たなツールを用いた大規模なイベントを行なったことで、私たちはこれまで以上に有益なフィードバックがたくさん集まるのに期待しました――そして皆さまは、その期待に応えてくださいました!およそ100を数える店舗の皆さまから寄せられたご意見は、今後の方針を決めるのに大いに役立ちました。
そして、中でも特に多くのご要望をいただいた機能が2つあります――イベント開始後の参加登録とマッチ結果の修正です。
それらはもちろん私たちの計画に含まれており、間もなくお届けします。プレリリースの時点では検証が足りず、現状のまま実装できるという確信を持てなかったのです。(鋭い皆さまなら、こちらの記事でお伝えしたことを覚えているでしょう。)
実装後は、イベントの開始時刻に遅れたプレイヤーについても参加登録ができるようになります。プレイできなかったラウンドは敗北扱いになりますが、次のラウンドから参加できます。イベント開始後の参加登録機能は、はじめにシールドと構築のイベントでご利用いただけるようになり、その後ブースタードラフトのイベントにも対応予定です。
同様にマッチ結果の修正機能も現在開発が進められており、間もなく実装予定です。これは、確認の目をすり抜けて誤った結果が登録された場合に1ラウンド前の結果を修正してまた現在のラウンドに戻れる機能です。
さらにプレイヤーたちに『Magic: The Gathering Companion』を利用してもらえば、マッチ結果の報告をプレイヤー自身で行なえるだけでなく、イベント中を通して誤りがないか確認できるでしょう。
他にも皆さまが心待ちにしている機能が、私たちの計画に含まれています。
以上に加えてさらなる機能が近日実装予定です。あわせてバグ修正にも取り組んでいきます。どうぞご期待ください!
ぜひ皆さんの声をお聞かせください!プレリリースやその他のイベントでイベントリンクを使った感触は?フィードバックは、イベントリンク内の「フィードバックを送る」から直接お送りください。
たくさんのご意見をいただいているため、すべてのフィードバックに個別に返信はできませんが、皆さまから寄せられたご意見にはすべて目を通し、今後の方針を決める鍵として扱わせていただきます。
イベントリンクと『Magic: The Gathering Companion』の「本格的な」オープンベータテストに向けて、ひとまず初めてのプレリリースでは成功を収めることができました。しかしWPN店舗の皆さまにプレイヤーたちの期待を超える体験を提供していただくためには、まだまだ多くの機能を実装する必要があります。
今後の展開と、待望の機能の実装をお楽しみに!