Gavin Verhey: 2020年の統率者戦に起きる大きな出来事

30日 10月 2019年 | 5 分(読むのにかかる時間)

Gavin Verhey, Senior Magic Designer

(記事全文はDailyMTGにてご覧ください。)

統率者戦は最高の成熟を迎えている。多くの人にとって、このフォーマットは基本的な遊び方の1つになっている――「カジュアルにマジックを楽しむこと」を示す共通言語になっている。

だがこのフォーマットをサポートする製品は、その盛り上がりに追いついていない――私たちはいまだに、統率者戦用製品を1年に1つしか発売していないのだ。たしかに『Commander Arsenal』『Commander Anthology』『バトルボンド』といった、統率者戦向けのカードがたくさん収録されている製品はときどき送り出している。でもそれだけだ。

今こそ、変化のときなんだ。私たちは統率者戦ファンのために力を尽くした。そしてついに、2020年に私たちの努力の結晶をお披露目することになった。—

まずは「いつもの」――だが、新たなひねりを加えてみたぞ。

『統率者:イコリア

毎年、私たちは統率者戦用の構築済みデッキ『統率者』シリーズを発売している。このシリーズは今後も継続し、しかも来年はいつもより早くお届けするぞ!

さらに、デッキの種類も4種類から5種類に増え、新規カードも71枚に増量――これまで以上に充実の内容になっている。新規カードは、『イコリア:巨獣の棲家』のブースターパックからは手に入らない。これらのデッキのために作られたカードなんだ!

一体どういうこと? つまり、『統率者(2020年版)』では新しいことを試してみるということだ――『イコリア:巨獣の棲家』と『統率者』シリーズを組み合わせるんだ。『統率者:イコリア』は、4月24日に『イコリア:巨獣の棲家』と同時発売となる。4月17~19日開催の『イコリア:巨獣の棲家』プレリリースでも、(もちろんカジュアルに)ひと足先に体験できるぞ!

『イコリア:巨獣の棲家』では、プレインズウォーカーデッキの代わりに『統率者:イコリア』が発売される(全然違う製品だけどね)。さて、来年発売される統率者戦用構築済みデッキはこれだけじゃないぞ!早速、次の製品をお伝えしよう……

『ゼンディカーの夜明け』 Commander Decks

プレイヤーの中には、統率者戦でマジックを学ぶ者もいる――数年前には、まさかこんなことを言うなんて想像もしていなかったよ。

複雑な相互作用にあふれ、さまざまなメカニズムが飛び交い、大量のカードの知識が必要な統率者戦は、新規プレイヤーには受け入れられにくいフォーマットであると、私たちは長年にわたって考えてきた。だって別のフォーマットでは禁止されているカードまで飛び出してくるんだよ!?

だが現実は、マジックにそんな心配はいらないことがわかった。マジックを始めた人は、友人とマジックで遊びたくなる。だから友人が何をプレイしていても、それで遊ぶようになるんだ。

そこで私たちは、『ゼンディカーの夜明け』で統率者戦用のデッキを2つ発売することにした。これらは統率者戦への入門に最適な製品だ。ほとんどが再録カードで構成された(新規カードは各デッキ3枚)この製品は、統率者戦を始めてみたいプレイヤーのためのものが詰まっている。

こちらもプレインズウォーカーデッキの代わりに発売されるぞ。なぜプレインズウォーカーデッキの代わりに?

もちろんプレインズウォーカーデッキもマジックを学ぶのに適した製品で、『基本セット2021』では引き続き登場する。だがマジックを始める人の多くは、友人がプレイしているフォーマットで遊びたがるものだ。さらに、和やかな雰囲気でカジュアルに楽しめる多人数戦という統率者戦の特徴が、新規プレイヤーにぴったりなんだ。

よし、構築済みデッキの話は以上だ。他には何がやって来るんだろう?

新しい製品を紹介しよう!

『Commander Collection: Green』

2020年の後半には、WPN加盟店舗でしか手に入らない統率者戦ファンのための新製品が発売される――それが『Commander Collection』だ!

この製品には、テーマとなった色の再録カードが8枚封入されている。最初のテーマは緑――マナ加速と巨大なクリーチャーはもちろん、統率者戦を楽しむプレイヤーが大好きなものが揃っているぞ!

WPN店舗の皆さんは、この製品の通常版を取り扱うことができる。中の8枚は非フォイル仕様だ。WPNプレミアムストアの皆さんは、さらに豪華版も取り扱うことができる。中の8枚がすべてフォイル仕様になっているぞ!

いやはや、盛りだくさんだね。でも、まだまだ終わりじゃないぞ。

史上最高にエキサイティングな、とっておきの統率者戦向け製品があるんだ。

これをお披露目できる日を心待ちにしていたよ…… 『統率者レジェンズ』の登場だ。

『統率者レジェンズ』

これは、統率者戦ファンのためのカード・セットだ。なんと、統率者戦のドラフトが楽しめるんだ。さらに新たな伝説のクリーチャーが70種類以上登場し、デッキ構築の幅も広がる。とにかくすごいんだ。

『統率者レジェンズ』は1パックにつきカード20枚入りで、どのパックにもフォイル仕様カード1枚と伝説のクリーチャー・カード2枚が封入されている!ドラフトのやり方についての詳しい説明は後日改めてになるけれど、どうか安心してほしい。最高のドラフト体験が味わえて、統率者戦用のデッキをドラフトした実感が得られるものになっているぞ。

これは、私が携わったセットの中でも特にエキサイティングなものの1つだ。

そんな素晴らしいセットと同時発売の製品もあるぞ。

『統率者レジェンズ』 Commander Decks

最後に、『統率者レジェンズ』でも「Commander Decks」が2つ発売される!

製品コンセプトは『ゼンディカーの夜明け』のものと同じだが、デッキの内容は大きく異なるぞ。各デッキには『統率者レジェンズ』ブースターパックからは手に入らない新規カードが3枚収録され、残りは再録カードで構成されている。

2020年は、統率者戦の歴史において最も大きな1年になるだろう。私たちの製品ラインナップも、これまでにないくらい幅広くなる。

そして店舗でのイベントも。『イコリア:巨獣の棲家』プレリリースでひと足早くCommander Decksを体験できるという話はしたけれど、WPN店舗の皆さんは他にも統率者戦のイベントをたくさん開催できる。『イコリア:巨獣の棲家』シーズンには2回目の開催となるマジック・ウィークエンド:統率者戦が行われるし、『統率者レジェンズ』でもプレリリースが開催される。

でも特に注目なのが以下の変更だろう:

統率者戦の参加者数も「熱心なプレイヤー数」に加算されるようになる

先ほど述べた通り、統率者戦は多くのプレイヤーにとって基本的な遊び方の1つになっている。ウィザーズ・プレイ・ネットワークの基準は、間もなくその実情を反映したものに変わる――スタンダード、シールド、ドラフト、統率者戦のイベントに参加したプレイヤーが、熱心なプレイヤー数に加算されるんだ。

この変更は、新たな大会管理ソフトウェアとともに来年導入予定だ。それ以降、ソフトウェアから報告した統率者戦のイベント参加者数は熱心なプレイヤー数に加算されるようになるぞ。詳細については2020年をお楽しみに。

統率者戦の歴史上最大の1年を大いに楽しんでくれ!